キャラ名鑑(しー〜しや)
 キャラクター名鑑 さ行
  (シーエ・デメクサ〜邪霊)

(あ行)/(か行)/(さ行)/(た行)/(な行)/(は行)/(ま行)/(や、ら、わ行)

(さ)/(しー〜しや)/(しゆ〜しん)/(す、せ、そ)



  • シーエ=デメクサ 魔装機神系オリジナル
     第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神 新 F F完結編

    性別:男
    所属:神聖ラングラン王国
    趣味:釣り
    出身:地球(エチオピア)
    種族:地球人(エチオピア人)
    主な搭乗機:ファルク
    【設定】テュッティの後釜として魔装機ファルクに乗るエチオピア人で、非常にのほほんとした性格。その性格に相応しくと言うべきか釣りが趣味で、とにかくのんびりしていることが好きなようである。また戦争を心から嫌っており、それが時には弱腰と取られるようなこともあるが、実際はヴォルクルスの神殿をただ一人で見張っていたりしており、決してただののんびり屋では無い(とはいえその神殿は既に見張る意味が無くなっていた、というあたりいかにも彼らしいとも言える)。
     なお彼は自己紹介で「デメクサと呼んでください」と言っているが、実はエチオピア人の名前は後ろのほうにに父親の名前を持ってきているため本来はちょっとおかしい。プロデューサーの阪田氏はアトランタ五輪の女子マラソン金メダリスト、ファトゥマ・ロバ選手の紹介番組からこの事を知り、とても後悔していた。

    「私、戦争が嫌いなんですよ」

    【魔装機神】第1章では顔見せ程度の登場であり、シナリオ「静かなるデメクサ」及び「魔装機神の名にかけて」くらいでしかまともに使えない。第2章でも仲間になるがそのためには第1章で「ライバル」を通らず、更に第2章「さすらいのプレシア」で戦闘をしないか最後にまとめてマップ兵器で敵を片づける、という手順が必要であり、もっとも仲間にしにくいキャラと言えるであろう。その割にはあまり能力は高くなく、愛機ファルクの性能もそこそこ程度なので苦労してまで仲間にする価値があるのかは微妙である。

    (Written by 超合金ZZ&RYUNE&rin.vd)(98.8.4)

  • シーブック=アノー 機動戦士ガンダムF91
     第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神 新 F F完結編

    性別:男
    所属:フロンティアIV総合学園工業科→地球連邦軍(→クロスボーン・バンガード)
    年齢:17歳
    身長:172cm
    特技:機械いじり
    出身:サイド4 フロンティアIV
    種族:地球人(スペースノイド)
    主な搭乗機:F91、(X-1)
    CV:辻谷 耕史

    【原作】『機動戦士ガンダムF91』の主人公。フロンティアIVのフロンティア総合学園工学学科に通う17歳の学生である。かつては金属工学の第一人者であり今は港湾建設作業員をしている父レズリーと、妹のリィズとの三人暮らし。母モニカはバイオコンピュータの研究者であり、現在は別居中。フロンティア総合学園のアイドル、セシリー=フェアチャイルドと幼なじみでありながら友人以上の関係でないという学園ドラマな環境にいた。
     学園祭でのミスコンテストの最中にクロスボーン・バンガードの襲撃を受け、友人達と共にスペースボートで避難。隣のコロニー・フロンティアIに流れ着き、そこで出会った宇宙練習艦スペースアークのクルーとしてクロスボーン軍と戦わされるはめになる。未完成のまま搭載されていた新型MSF−91のコンピュータシステムの設計者が母親であると分かると「親子なんだからバイオコンピュータの相性がいい筈だ」という無茶な理由でパイロットにされてしまったが、そこはアムロ以来のガンダム乗りの伝統、工学学科で身につけた知識とニュータイプの潜在能力(そして実際に良かった相性)でなんとか乗りこなし、初戦を白星で飾った。
     このことによって増長したか、彼は脱出の際クロスボーン軍に連れて行かれたセシリーにもう一度会おうと、今はコスモ・バビロニアと改名されたフロンティアIVに単身潜入。会うことは会えたのだが連れ戻すのには失敗し、その後の脱出の際には助けに来てくれた父親までも死なせてしまう。二重のショックで打ちのめされたシーブックだが、後にセシリーと戦場で再会した際には無事説得して連れ戻すことに成功、安堵と後悔で嗚咽するセシリーに、

    「いいんだよ、セシリーはここにいてもいいんだ…」

     と肩を抱いてやる。スペースアークにやって来た母モニカが「息子が兵器に乗って人殺しをするなんて」と嘆いた時にも、

    「僕やセシリーがなんでモビルスーツを扱えるようになったか、そんなことは戦争が終わってから考えましょうよ。ニュータイプって人類の革新。戦争など越えられるって説もありますよね?」

    と、それまで感情的しこりを抱いていた母に対し逆に諭して和解するなど大きな成長ぶりを見せた。
     無事幼なじみを取り戻したシーブックは無差別粛正兵器バグとその元凶である鉄仮面を沈めるため、セシリーと共に出撃。セシリーのビギナ・ギナが大破すると気力が上昇して…もといニュータイプの感応力が高まって機体のリミッターを超え、分身能力を発動させる。見事ラフレシアを沈めた後、ビギナ・ギナから放り出されたセシリーを、F−91のバイオシステムにより増幅された生命の感応力と百合の花とを手がかりに探し出した。宇宙空間に二人が抱き合いながらゆっくりと回転している情景で、映画『F−91』は幕を閉じる。
     親がガンダム関係者、成り行きでガンダムに乗り込み、ヒロインとは敵味方…などガンダムパイロットとしての基本パターンは踏襲していたが、他の連中に比べて大分地味な印象のある優等生タイプのキャラクターだった。しかしフロンティアIVから避難する際の的確な手際や、父親の死後も特に塞ぎ込むこともなく(描かれなかっただけかも知れないが)F−91に乗り続けていたことなどを見れば、単なる優等生ではないタフで現実的な神経も持ち合わせていることが分かる。歴代ガンダムパイロットの中でも最も健全な育ち方をした人間であることは、父レズリー=アノーの臨終の際の科白にもよく現れている。
    レズリー「私は、お前とリィズをちゃんと育てた…ちゃんと育てたよ…!」
     こんなことを言って死ねた父親はガンダム世界で空前にして、今の所絶後である。母との会話にも見られるように、自分がニュータイプであることを至極さらりと受け止めて、その力に翻弄されることなく希望と信念を持って戦う姿はニュータイプの新境地を開いたと言えるかも知れない。そのニュータイプ能力に関しても「Z」「ZZ」の両作品で暴走した嫌いのあるニュータイプ像(超常の力と破綻した人格)を引き戻す目的を兼ねて「普通よりちょっと勘のいい」という程度の控え目な描写に押さえられている。しかし逆にそれが余計に過去の主人公達と比べて地味な印象を与えてしまったことは否めず、主演作が映画一本だけだったこともあって今一つ存在感の薄い可哀想なキャラクターでもあった。
     『F91』の後日談『クロスボーン・ガンダム』によれば、鉄仮面との戦いの後、コスモ・バビロニア打倒を目指すセシリーを助け、後にバビロニア建国戦争と呼ばれる戦乱をF−91で戦い抜いたらしい。さらにその後にはベラ=ロナと共に木星帝国と戦うため自分の名を封印、キンケドゥ=ナウと名乗りクロスボーンガンダム一号機で戦うことになる。ここに至ってそれまで地味だった分を取り戻すかのごとく鬼のようにパワーアップ、サーベルでヴェスバーを受け止めるわビームシールドで大気圏に突入するわ、人間離れしてきたなーと思ったらとうとう半身サイボーグ化という荒業を見せた。性格も随分ワイルドになっていたようだが、一体長い戦乱の間に何があったのだろう。
    【第2次】F-91が凄まじく強いので、最後までエースとして活躍出来る。
     シナリオ「脱出」においてセシリーと再会するが、その場の説得では足止めしか出来ない。後のシナリオ「ラストバタリオン再び」で説得役にまわるが、その時のセリフが「迎えに来たよセシリー」では向こうから出向いて来てるわけなのでいまいち説得力に欠ける物がある(原作でもこの台詞での説得は失敗しているし)。
    【第2次G】無理な展開のドラマを描くよりは…と考えられたのか、第2次Gではセシリーと再会させてもらえなかった。セシリーが登場しなくなったので、彼に絡むドラマは一つも無くなってしまった。TVシリーズに登場していないせいか、どうも能力が高い割には扱いが不遇である。
    【EX】マサキの章「コーラルキャニオン再び」で登場。ジュドーと一緒にラ=ギアスに召喚されたらしく、妹リィナを人質に取られたジュドーと共に敵として登場する。
     しばらく待っていればショウが人質を救出してくれるので、それまで足止めしておこう。ジュドーと違って「一遍マジンガーと戦ってみたかったんだ」なんてことも言い出さない。能力は無論一線級。
    【第4次】宇宙編第25話「強襲!阻止限界点」にて、5ターン目にジュドーと共にF−91に乗って登場。しかしこのシナリオでは大抵の場合、主戦場が彼らの登場位置よりはるか左へ移ってしまっているため、援軍に来たはいいが戦闘宙域に入る前にシナリオが終わることが多い。
     後半のチーム分割ではBチームに入る為、Aチームが「ポセイダルの野心」で遭遇するカロッゾ=ロナとは対決出来ず、原作の再現は出来ない。
     能力的には決して低くはないものの、アムロ・カミーユ・ジュドーのニュータイプ三人衆からは一歩遅れるランク付けになっている。気力兵器ヴェスバーを持つF−91に乗っていながら「気合」ではなく「激励」しかないという精神コマンドのミスマッチの為、よくF−91から引きずり降ろされていた。
    【第4次S】他人の気力を上げてる場合ではないと悟ったのか「激励」の代わりに「気合」を入手、文字通り「精神を入れ替えて」かなりのパワーアップを遂げた。フルチューンしたヴェスバーはオーラバトルシップのオーラバリアも紙のように貫き、魂をかければスーパーロボットの必殺技並の破壊力を発揮する。
     いつもいつもジュドーと一緒に出てくるが、妹持ち同士仲が良いのかもしれない。そういえば妹の名前もなんだか似ている(リィナ=アーシタとリィズ=アノー)。
     今回追加された「救出」ではカロッゾのラフレシアが登場するが、ここに行くのはBチームでもマサキとリューネだけなのでやはり原作の再現は不可能。その前の「リューネ・カプリッチオ」でリューネの話の中にカロッゾの名が出て来たのだから、彼やセシリーにも参戦して欲しかった。もっともそうなるとシナリオ自体の難易度が大幅に下がってしまうので、難しいところではあっただろうが。
    【F完結編】完結編第一話にあたるシナリオ「うずまく悪意」または「フロンティア4の危機」から、愛機F-91とともにいきなり参戦。ちょっとレベルを上げればすぐさま二回行動できる点や、F-91の性能の高さ、「魂」の修得が早い点などから、いきなりエースとして活躍出来る。表情パターンもこれでもかというほど多彩で、ガンダムシリーズの主役の中ではかなり優遇されていると言ってよい。シナリオ「ハイパージェリル」前のインターミッションでは、ハサウェイと芋の皮むきをするイベントがあるのだが、このイベント、かなりマニアックと言えるだけに、再現したスタッフの発想力(マニア度?)に脱帽である。なお、キャラクター辞典ではあのキン○ドゥ=○ウの名が出てくるがどうも本編では使えないらしい。

    (Written by 三田門人&Gemma&Zephyranthes&マサキ)(98.6.5)

  • シーマ=ガラハウ 機動戦士ガンダム0083
     第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神 新 F F完結編

    性別:女
    所属:デラーズ・フリート(シーマ艦隊)
    階級:不明(シーマ艦隊司令)
    年齢:35歳
    出身:地球圏
    種族:地球人(スペースノイド)
    主な搭乗機:リリー・マルレーン、ゲルググM(シーマ専用)、ガーベラ=テトラ
    CV:真柴 魔利

    【原作】ザンジバル級機動巡洋艦リリー・マルレーンの艦長であり、有能なパイロット。あの過剰に色気を漂わせた年増顔といい、「女狐」を絵に描いてモチに張り付けたような悪どい性格といい、シリアス&ハードな『0083』の世界では妙に浮いていた。常に手にしている扇子も妖しさ満点。的確な戦闘指揮、モビルスーツ操縦技術の高さに気性の荒さも手伝ってか、海賊崩れの男達をも指揮下に置いている。小説によると一年戦争時の撃墜スコアは総計56機。ゲルググM、ガーベラ・テトラに搭乗する。
     しかし、十分な戦力を残すジオン残党でありながら、デラーズやアクシズ艦隊の様にジオンの再興を目指すといった志を持たず、デラーズが決起するまでは宇宙海賊と化していた。3年間屈辱に身を焦がし、ジオン再興をひたすら夢見て雌伏し続けていたガトーとは当然まるでウマが合わない。ガトーのように真面目な人間にしてみれば、こんな人間と一緒に戦うなど、それだけで曇り一つ無い自分の理想が汚されると考えたのだろう。実際ガトーはシーマを加えた事に異を唱えていた。何にしてもデラーズ、ガトー、ケリィがいる熱い漢軍団デラーズ・フリートとソリが合わなかったのは納得できる。
     宇宙に上がってきたアルビオンを迎撃する際、ガトーに「少佐。これからは楽させてあげるよ。せいぜい、ガンダムでもしっかり磨いておくんだねぇ」と言ってのけ、実際その戦闘でサラミス級巡洋艦を2隻轟沈させている。そして宇宙用の換装がロクに済んでいないのに無理に出撃してきたGP―01と交戦するが、ゲルググMの貧弱な装備では、(当時としては)強力な装甲を持ったGP―01を沈めるにはいたらず(しかし、そのお陰でデラーズの演説をバックに撃たれ、傷ついてゆくGP―01という構図が出来上がり、敵の攻撃に対して手も足も出ないガンダムと言う珍しいシーンを作り上げることになった)、後一歩のところでバニングのGMカスタムに阻まれた。ここでも状況が不利と見るや迷わず撤退し、戦闘指揮官として非凡な能力を持っていることを証明している。
     また、アナハイム・エレクトロニクスの常務との裏工作で、戦場で撃ち合うこととだけが戦争ではないという『0083』のリアルな側面を覗かせることになる。その後、GP―01をフルバーニアンに換装させたコウ、バニングと交戦。バニングが戦死する原因となる致命的な傷を負わせる。
     星の屑作戦では、ガトーが観艦式の襲撃に成功したことに憤りを覚えていたようだが、デラーズ達とは別行動をとり、月へのコロニー落とし(実はフェイントなのだが)を敢行する。その後、阻止限界点をめぐる攻防においては、バスクと密約を結んであっさり連邦に寝返ろうとする。
     彼女の意識の底には、理想や理念を旗印に戦うことに対する嫌悪が存在しており、それはデラーズやガトーに対する反発となって現れていた。そのことが彼女に「まず生き抜くこと」を第一に考えさせるようになったのだろう。彼女にとっては星の屑作戦すらも、かつて自分を苦しめていた理想主義に対する復讐を成し遂げるための一つのステップでしかなかったようだ。

    「ふざけるんじゃないよ! あたしは今までこうして生きてきたのさ。本国でぬくぬくとうずくまる者たちの、顎で扱われながら!」

     連邦への手土産とばかりに、デラーズの身柄を拘束するが、「命あってこそ」を信条とする彼女には、死をも超えた理想を追い求めるデラーズの志は理解できず、結局彼を射殺してしまう。直後、激昂したガトーによって危うく殺されかけるが間一髪ガーベラ・テトラでグワデンより脱出。怒った彼女は腹いせにグワデンを沈めてしまう。そして、トンズラしようとしていたところ、後一歩のところでコウのGP―03に母艦リリー・マルレーンを沈められる。彼女もGP―03のメガ粒子砲で貫かれ、辞世の句を読む暇すら与えられずに殺されてしまった。
    【第3次】シナリオ「大気圏突入」でガルマの死後、ゲルググMで初登場(なお、同名のシナリオが3つ存在するが、シーマが出てくるのはガルマ特攻イベントの起こるシナリオのみ)。ちなみに、シーマがゲルググMに乗っているのは今回だけ。
     その後、シナリオ「静寂の中で」でガーベラ・テトラに乗り換えて再登場。黒い三連星をも手下にしているようなポジションで登場。さあ、本領発揮か…と思ったら、これを最後に出てこなくなった。能力は一流なので手強い。
    【第4次(S)】序盤のシナリオ「ブライトの帰還」または「新たな敵」のみに登場。原作ではかなり目立った動きをしているだけに、かなり拍子抜けする扱いである。とはいえ真面目に戦うと苦労するかも知れない。
     DC所属で登場。ジオン残党系のほとんどが参加したノイエDCに入らなかったのは、やはりデラーズたちに嫌われていたからであろう。ロンド・ベルの小娘どもにオバサン呼ばわりされ、顔を真っ赤にして(推定)怒るあたりはお約束だが微笑ましい。イルムなどは不敵にもこんな女にまでコナをかけようとしていたが。
    【F】今回はリアル系1話「立ち込める暗雲」でいきなり登場。ガーベラ・テトラを駆り、ロンド・ベルに立ちふさがる。この段階ではかなり強敵。その後、シナリオ「ネルフ襲撃」などにも登場し、戦力の揃わない序盤の強敵として存在する。
    【F完結編】ここでもいきなり最初のシナリオ「うずまく悪意(前)」「フロンティア4の危機(前)」に登場。もはやおなじみの愛機ガーベラ・テトラを駆っている。その後、シナリオ「アマンダラ・カマンダラ」でホエールを付け狙ったり、「裏切りの月面都市」ではレディ・アンと原作さながらの交渉をしたりと出番は多い。なお、ポセイダルルートを通った場合はその後の登場はない。DCルートを通ると終盤のシナリオ「虚構の偶像」に登場する。

    (Written by Noboru Uchida&三田門人)(02.1.3)

  • シーラ=ラパーナ 聖戦士ダンバイン
     第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神 新 F F完結編

    性別:女
    所属:ナの国
    階級:女王
    年齢:17歳
    出身:バイストン・ウェル(ナの国)
    種族:バイストン・ウェル人(コモン)
    主な搭乗機:グラン・ガラン
    CV:高橋 美紀

    【原作】ナの国の若き女王。赤い瞳と水色の髪の神秘的な美少女である。実は様々の問題(スポンサーなど)の中から生まれたキャラクターであるらしいが、その美貌はキャラクターデザインの湖川氏をして「初登場の回は自分が作画監督をやりたかった」と言わせ、出渕氏も多数彼女の絵を描いている程である。
     初登場は第28話「赤い嵐の女王」。お付きのミ・フェラリオであるエル=フィノ共々ガロウ=ランのシンドロ一味に拐われてドレイクに売られるところを嵐の玉に閉じ込められてしまい、そこに偶々トッドとの戦闘中に弾き飛ばされてきたショウによって救出された。
     この時シーラの方は既に「反ドレイク戦線の聖戦士」としてショウの事を知っており、偶然と成り行きに過ぎないとはいえ命の恩人であるショウに対し礼より先に「目先の敵(この場合トッド)に惑わされず、悪しきオーラ力の元凶であるドレイク、ショット、ビショットの三人をなぜ倒さないのか?」と説教するのである。そんなに簡単にいく訳がない、とショウが反駁すれば、

    「当たり前です、それを突破してこそ聖戦士でしょう。甘えないで下さい」

    とにべもない一喝をくれる。実にエキセントリックな初登場であった(自立する女性が多い富野監督作品らしい、と言えなくもないが)。
     しかしこれらのきつい態度も女王としての責任感とショウに対する期待の現われであり、その後トッドとの戦いを見守る際にはエルに対し「見所のない戦士に何を言いますか」などとも述懐している。

    「言葉だけで戦いはできません。聖戦士と認めたから苦言を呈しました。期待します」

     その後、自国で開発した最新鋭オーラバトラー・ビルバインをショウに与え、更に巨大オーラバトルシップ、グラン・ガランを建造。エレと協力してドレイク・ビショット軍を討つべく戦陣を張る。その一方でジャコバ=アオンと会見したショウの進言により、この戦いが終わった後すべてのオーラマシンを廃棄する事を約束するが、その前に待ち切れなかったジャコバがオーラマシン尽くを地上に浮上させた為、この約束は意味を失ってしまった。
     地上に出てからはグラン・ガランの指揮官として、またバイストン・ウェルの代表として反ドレイク戦線全軍をまとめてゆく。バイストン・ウェルの争いに極力地上人を巻き込むまいと尽力し、その為に英国女王とも会見した(この時の「女王同士の対話」は見物であった)。この試み自体はほぼ成功するものの、悪しきオーラ力の呼ぶ戦禍は留まる所を知らず、北海上空のゲア・ガリングとの戦いで、ビショットとルーザの悪意の前にシーラ自身も痛手を負ってしまう。
     そして太平洋上での決戦のさなか、彼女はビショット、ルーザ、ショット、ドレイクが次々と討たれた事を確認すると、遂に持てるオーラ力を解放した。全てのオーラマシンを消し去り、残存していた「憎しみ、悪意のオーラ力」を浄化するのである。彼女自身もグラン・ガランごとウィル・ウィプスに特攻、自分の命と引き替えにすべての魂の浄化を行い、散華した。
     実はショウのことが密かに好きだったらしいが、その事はおくびにも出さなかった。初登場の際、ショウへの礼として頬にキスをしたのが唯一それを暗示するシーンだろうか。全編を通じて女王としての威厳と気品を一瞬たりとも崩すことのなかった彼女の、本当の素顔はどのようだったのか? 今となっては誰も知り得ない事である。

    「人々よ、バイストン・ウェルへ帰還しましょう…」

    【EX】グラン・ガランのパイロットとして登場。マサキの章、リューネの章どちらでも仲間にできるが、ISSを使うと一方の章で仲間にしなかった方がもう一方の章で自動的に仲間になる。詳しい手順は「ロボット大鑑」グラン・ガランの項を参照の事。原作でのきついというか少々傍若無人な威厳は鳴りを潜め、控え目だが責任感のある気丈な少女として描かれている。
     ちなみにリューネの章ではヤンロンがシーラに心惹かれるという面白いイベントが見られる。理由は「モニカ王女に似ているから」だそうだが……鷹揚な口調とマイペースぶり以外にはあまり共通点はないのでは?
     EXは全般に武器の命中率が高いので、「幸運」付きオーラキャノンがかなり役に立つ。鍛えよう。
    【第4次(S)】シナリオ「浮上」でガラリアと戦わずに仲間にしていればその後シナリオ「オーラマシン展開」で登場。「EX」「第4次(S)」ではグラン・ガランの本来の艦長が出てこない為、彼女がグラン・ガランの艦長だと誤解されている向きが多いかも知れないが、艦長はカワッセ=グーという人である。シーラ様は艦の所有者だから乗っているだけなので、お間違え無きよう(ブライトとは違うのである)。
     ストーリー的には中国でゲア・ガリングに追い詰められたグラン・ガランをロンド=ベル隊が助けに入るというもの(ちなみにウィル・ウィプスに追い詰められるのはゴラオンの方になっており、原作とは丁度入れ代わる形になっている)。彼女が乗組員を避難させて決死の特攻に入ろうとした時にショウ達がロンド=ベルと共に登場する訳だが、その時のエル=フィノの台詞は原作でのシーラ初登場の話を知っている人にはニヤリとさせられる。シナリオ終了後、ブライトがハサウェイ(いなければアムロ)に彼女が一国の女王であると言われて緊張しているのも微笑ましい。
     控え目ながら言う時は言うという性格設定は「EX」と同じ。ただヤンロンがシーラに心惹かれていた事はこちらでは出ていない(チーム分割でヤンロンがAチームに入ってしまう事もあるかもしれないが)。
     その後のチーム分割では2回ともロンド=ベルBチームの旗艦艦長を務めるが、チーム自体の指揮は破乱万丈に任せていた(地上の事は地上に詳しい人に、と思ったのだろう)。その為非戦闘時の台詞はあまり多くないが、忘れた頃に存在をアピールするように台詞を入れてくるのはさすが。特にゲスト軍との初対決となるシナリオ「マーズ・コネクション」(スーパー系ならシナリオ「リヒテルとアイザム」)終了後の言葉はなかなか印象深い。
     艦長としての必須精神コマンドである「加速」(これで「戦艦飛ばし」が可能)と「集中」(戦艦系の武器は命中率悪いので)を備えているところはさすが頼りになる。これだけならエレの方も持っているのだが、更に「復活」「補給」まで使えるようになるのが彼女の長所。彼女を仲間にするとおまけについてくるミ・フェラリオのベル=アールとエル=フィノも有り難い。
     マップ兵器を持っていないのでそこまで成長させるのは難しい……と思いきや今回はフェラリオを戦艦にも乗せられるから、「幸運」の使えるシルキー=マウやベル=アールをお供にすれば最終シナリオ前に2回行動可能にするのも決して不可能ではない。
    【F(完結編)】グラン・ガランの艦長カワッセが遂に登場したが、相変わらずシステム上のパイロットは彼女。今回はゲア・ガリングでなく、ちゃんとウィル・ウィプスに襲われて登場。特攻を決意した所でロンドベルが救援に駆け付けて仲間になるのは前作と一緒である。言動の端々に「EX」や「第4次」では抑えられていた神秘的な威厳がやや戻ってきた観があり、顔グラフィックも一新された。自国製ABビルバインも今回はきっちり自分で持ってきているため、早々に手に入るのが嬉しい(「第4次」ではどさくさ紛れにドレイクの手に渡り、アレンが勝手に乗っていたから破壊しないと手に入らなかった)。
     艦長としての能力はそこそこだが、「愛」「激励」「復活」「補給」と充実しまくった精神コマンドが相変わらず強力。「幸運」も持っているが命中系コマンドがないので、Fではともかく完結編で活かすのは困難だろう。ベルかエルがいれば何とかなったかも知れないが、今回登場する妖精はチャムとリリスだけなので……。せっかく聖戦士技能にオーラ斬り以外の能力が付いたのだから、ショウ並のオーラ力を持つと云われていた彼女やドレイクにも欲しかった。

    (Written by たちばなくん&Zephyranthes&Gemma&ショット&bootsy)(98.6.29)

  • ジーン 機動戦士ガンダム
     第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神 新 F F完結編

    性別:男
    所属:ジオン軍(宇宙攻撃軍)
    階級:不明(新兵)
    出身:地球圏
    種族:地球人(スペースノイド)
    主な搭乗機:ザクII
    CV:曽我部 和恭

    【原作】「機動戦士ガンダム」第一話で、アムロ達が住むサイド7を強襲したジオンのザクパイロットの一人。冒頭で双眼鏡を構えていたのが彼である。どうも手柄を焦ってしまうタイプらしく、連邦の新型を破壊するため、隊長のデニムの命令も聞かず突っ込んでいった。そのことが、サイド7のただの機械オタク少年だったアムロ・レイをこの戦争世界に引きずり込むきっかけになってしまう。ガンダムを混乱の中起動させたアムロに、彼はザクごとビームサーベルで真っ二つにされてしまうのだった。
     また、彼はアムロと並んで、史上初めてMS同士の戦闘をおこなった男である。

    「シャア少佐だって戦場の戦いで勝って出世したんだ。…俺だって!」

    【第2次G】バッチリ原作どおりのイベントがセリフとともに再現されている。ぜひガンダムで倒そう。
    【第3次】シャアの直属の部下の一人として、G−3ガスをコロニーにバラまくのを姐止しようとしていた。すぐに撤退してしまうのであまり印象に残らない。ルートによっては戦えるのだが…顔があるだけのキャラなのでねぇ…。

    (Written by 藤井 靖一)(97.1.10)

  • ジェリド=メサ 機動戦士Zガンダム
     第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神 新 F F完結編

    性別:男
    所属:ティターンズ
    階級:中尉
    年齢:24歳
    身長:195cm
    出身:地球
    種族:地球人
    主な搭乗機:ハイザック、ガルバルディβ、マラサイ、ガブスレイ、バイアラン、バウンド・ドッグ
    CV:井上 和彦

    【原作】ティターンズの若き幹部候補生でエマやカクリコンらとともにガンダムMkIIのテストパイロットをやっていた。第1話「黒いガンダム」でカクリコンの出迎えにグリ−ンノアの空港にやってきた時に、「女の名前だと思ったのに・・・何だ、男か」とたまたまカミーユの名前をからかったがために彼を戦いに巻き込み、死闘を繰り返すことになる。いわゆる主義者ではなく頭の中はカラッポの単なるチンピラにすぎないが、ティターンズの頭領になって威張りたいという小学生のような野望だけは持っていた。粗暴だが案外かわいいところがあり、ゆえに年上の女に可愛がられやすい。回を追うごとに成長していったが、ニュータイプのカミーユには及ばないのでいつも煮え湯を飲まされてばかりであった。そのため次第に初期の野望は忘れ、純粋にカミーユをカクリコン、ライラ、等の同僚の仇と付け狙う(だけの)人間になる。

    「俺はカミーユを倒さない限り一歩も先に進めない男になっちまった。あいつは俺にとって壁なんだ」

    というのはまさしく彼の真情の吐露であろう。もっとも彼の方も偶然とはいえカミーユの母親やフォウ、アポリーを殺害しているので本当はお互い様である。本来はカミーユの強敵として成長するはずだったのだろうがシロッコ、ヤザンそれにハマーンといったアクの強い強敵が存在したため情けない役回りしか回ってこなかったのだろう。第30話「ジェリド特攻」ではヤザンを囮に使うガディの作戦でアーガマを危機に陥れるが戻ってきたZガンダムに迎撃され恋人のマウアーが身代わりに倒されてしまう、彼女の死後、その魂に導かれ、満身創痍でアーガマに特攻をかけるが破壊することは叶わなかった。カミーユと違って背後霊が足りないせいである。最後は何故かロザミアの乗っていたニュータイプ専用機バウンド・ドッグでカミーユに挑むが(強化されたのだろうか?)、返り討ちに遭いラーディッシュの爆発に巻き込まれ死亡する。なお最後の言葉「カミーユ、お前は俺の・・・」は「カミーユ、お前は俺の全てを奪った!」と言いたかったらしい。
    【第2次】シナリオ「謀略の町」において、市民を人質にとり、ミチルを戦わせるという作戦を行っていたのが最も印象深い。他にはシナリオ「マリオネット フォウ」や「大気圏突入」にも登場。なお、乗機はそれぞれマラサイ、バウンドドッグ、ドーベンウルフ。しかし何故ドーベンウルフなのか…。
    【第2次G】やっている事は「第2次」と変わらないが、シナリオ「大気圏突入」での出番が削られた。やはりドーベンウルフがまずかったのだろうか?
    【第3次】DCの一員として、ライラ、カクリコンとともに行動する事が多い。SRW名物の3人組の構図が確立したのもこの頃。序盤のシナリオ「G-3」「大気圏突入」にはマラサイで登場。シナリオ「うわさの破嵐万丈」においてはギャプランに乗ってくる。この際、「このギャプランならパワー負けしない!」と言っていたが、はたして本当にそうなのかは少々疑問である。他にシナリオ「宇宙へ」にガブスレイで登場し、以後出番は無い。
    【EX・マサキの章】シナリオ「召喚」にマラサイで登場。この際、ご丁寧にマサキのサイフラッシュに関して説明をしてくれる。なお、この時の会話で第3次大戦ではマサキと戦った事が無いとの描写があり、従来シリーズからのファンはなるほどと納得出来る物がある。このあたりのさりげない演出はなかなかのものだ。
    【EX・リューネの章】シナリオ「シュウ=シラカワ」に登場。選択次第で戦う事となる。乗機はドーベンウルフ。これには少々違和感を感じたプレイヤーもいるだろう。何故ならば、話の流れではシュウの章とリンクしているので、当然シュウサイドはこの辺りのストーリーの機体しか持っていないはずだからだ。この辺りは完全なご都合としか言いようがない。機体のせいもあって少々手強い(と言うか邪魔)のでさっさと片づけるに限る。
    【EX・シュウの章】シナリオ「バゴニアの傭兵」にバウンド・ドッグでライラ、カクリコン等と共に登場する。シナリオタイトルどおりラ・ギアスに召喚されてバゴニアの傭兵をやっている。ストーリー的にマサキとの遭遇の後だろう。ここでは全シリーズを通じて唯一説得し仲間に出来る。三人のうち誰を説得しても三人とも仲間になるがバウンド・ドッグの性能が低いのであまり役には立たない。また彼らを仲間にしていてシナリオ「闇のささやき」を7ターン以内にクリアするとドーベンウルフが手に入る。
    【第4次(S)】DCからティターンズに転職しているため出番が少ない。味方として登場するシナリオは「謎の訪問者」「スタンピード」の二つ。この時はライラ、ヤザン、カクリコンと一緒に登場し、マウアーはいない。敵としてはシナリオ「宇宙へ」でバイアランに乗って初登場。増援のマウアーが来るまでに倒しているとマウアーの台詞が変化する。空中戦シナリオ「キリマンジャロの嵐」でもバイアランで登場。ここではカミーユと戦わせると台詞が出る。その後シナリオ「栄光の落日」でドーベンウルフに乗って登場。先にカクリコンを倒したり、彼自身を倒すと台詞が出る。もっともこの時フォウを仲間にしていれば以後の彼の出番はなくなり、原作の再現は出来ない。フォウを仲間にせず倒してしまい、シナリオ「ビヨン・ザ・トッド」でロザミアをカミーユが説得すれば、シナリオ「ゲストとインスペクター」でティターンズ残党として出現。但し乗っているのは相変わらずドーベンウルフなので、マウアー共々倒す事は難しくない。
    【F】シナリオ「驚異のデビルガンダム」もしくは「デビルガンダム再び」において、カクリコン、ライラとともに相変わらずのティターンズトリオで登場。バイアランに乗り、味方NPCとしてシナリオはじめから登場するが、資金と経験値を奪っていくだけである。出番はこれだけ、今回は敵としては最後まで登場しない。
    【F完結編】シナリオ「ティターンズの追撃」「悪意のオーラ」「動乱のヨハネスバーグ」にバイアランで登場。シナリオ「新しい力」「野望の果てに」「翻る反旗」「塗りかえられた地図」に原作には登場しなかったオリジナルカラーリングのジェリド専用バウンド・ドッグで登場。「野望の果てに」では増援で来るが、彼らが出てくるまでバスクを倒さないでいるとDCルートのラストシナリオ「ファイナルオペレーション」にバスクが登場し、シロッコに特攻をかける。またシナリオ「塗りかえられた地図」ではHPが30%以下になると原作どおりマウアーが「みがわり」をかけてくれて、両者が「ド根性」、「必中」、「気合」を使う。またマウアーが落とされると「魂」、「必中」、「気合」を使う。シナリオ「始まりと終わりが集う場所」では前シナリオでトレーズが死んでいる場合、ジ・Oに乗って登場しヴァルシオンに特攻をかける。それにしても全シリーズを通じ初めて回ってきたスポットライトが自爆とは…。それとも自分が真に守るべき大地=地球の未来の為の礎になれたのだから本懐だったのだろうか? なお、トレーズ死んでいない場合、中立カラーだが普通に敵として登場する。またどのシナリオでもカミーユとの戦闘になるとセリフが変わる。

    (Written by Noboru Uchida&帝王&Zephyranthes&マサキ&金星人)(02.2.7)

  • ジェリル=クチビ 聖戦士ダンバイン
     第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神 新 F F完結編

    性別:女
    所属:ドレイク軍
    年齢:22歳
    職業:ロックシンガー
    通称:「20世紀のジャンヌ・ダルク」
    出身:地球(アイルランド・ダブリン)
    種族:地球人(アイルランド人)
    主な搭乗機:ビランビー、レプラカーン
    CV:木塚 智子

    【原作】ドレイクが二度目の地上人召喚を行った際に、アレン、フェイと共に召喚された聖戦士。メッシュの入った真っ赤な髪にきつい化粧とこけた頬、一見して荒み切った印象を与えるダブリン出身のロックシンガー。22歳。
     登場当初からその暴走振りは同期の二人を頭一つ抜いており、「いよいよ人の殺し合いかい?」「あたしは手柄よりは人が殺せるのがいいのさ、戦争なんだからね」などキレた言動が目立った。荒んだ雰囲気のわりに男っ気が無かったのも、バイストンウェルでの破壊行為が気持ち良すぎてそれで充足していたせいかも知れない。地上に出た際には独り故郷ダブリンに放り出され、昔も今も鼻摘み扱いされるのに嫌気が差しレプラカーン一機でギリシアまで乗り込んで軍の重鎮に収まってしまう。
     そして37話「ハイパー・ジェリル」、噴き出る悪しきオーラはカリスマとなってギリシア軍の兵士達をも魅了、ジャンヌ・ダルクの再来とまで称えられた彼女のレプラカーンはビルバインとの戦いのさ中絶叫と共に巨大に膨れ上がる(この現象が後に「ハイパー化」と名付けられる)。巨神と化したジェリルは凄まじい力を発揮、ダンバインを蹴散らし、ビルバインを引っ掴んで勝利は目前かと思われたその時、何とチャムがショウのオーラ力を解放。そのショックでジェリル自身のオーラの制御が効かなくなって機体が暴走を起こし、隙を突いて抜け出したビルバインのオーラキャノンにコクピットを直撃されて爆死した(実際にはその前にオーラの暴走で狂死しているようにも見えるのだが、この時コクピット内のカットは斜め後ろから映されているので判然としない)。ダンバインを語るに当たって決して無視できない、強烈なインパクトを持ったエピソードである。肥大した憎しみと共に果てた時、彼女は何を見ただろうか?

    「なめるなァーッ!!」

    【EX】アの国の三羽烏としてアレン、フェイと共にレプラカーンで登場。この頃からリアル系の敵にトリオを組んでくる連中がやたら多くなった気がする。能力はそれなりに高く手こずらせてくれるが、印象は大して強くない。顔グラフィックは恐らくハイパー化した状態をモデルにしたのものであり、ひどくブスっぽいのが可哀想。
    【第4次(S)】アの聖戦士三人組の中では近攻撃と直感が最高で、それ意外は最低という何とも極端な能力値を持つ。彼女のために作られたと言っても過言ではないシナリオ「ハイパー・ジェリル」のおかげでインパクトは抜群に強くなった…のはいいが、実はこのシナリオが初登場。つまり登場していきなりハイパー化して死んでしまうわけで、原作を知らない人には何が何だか分からなかったんではないだろうか。ハイパー化したレプラカーンの不条理な強さはロボット大鑑「ハイパーレプラカーン」参照のこと。このシナリオを生き延びたアレンとフェイは、これ以降レプラカーンが嫌になったのかズワァースに乗り換える。
    【F(完結編)】EX同様、地上に出たグラン・ガランを襲って登場。相変わらず格闘能力は高いが、聖戦士レベルの成長は実はアレンより遅い。今回もシナリオ「ハイパー・ジェリル」は健在。インターミッションではエレに「赤い髪の女」と予言され、ギリシア軍ならぬ連邦軍にジャンヌ・ダルクと称えられるなど再現性も大幅アップ。トッド、バーンのハイパー化と並びリアルロボット系で唯一のデモシーンまで入っている辺りにスタッフの並々ならぬ思い入れを感じる。しかしここで「20世紀のジャンヌ・ダルクだ!」と称えられている所からするとSRWの時代設定は20世紀なのか?

    (Written by Noboru Uchida&Gemma)(98.6.21)

  • ジェントル=チャップマン 機動武闘伝Gガンダム
     第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神  F F完結編

    性別:男
    所属:ネオ・イングランド→デビルガンダム
    特技:射撃
    出身:ネオ・イングランド
    種族:地球人(イングランド系)
    主な搭乗機:ブリテンガンダム、ジョンブルガンダム、獅王争覇グランドガンダム
    特記:第9,10,11回ガンダムファイト優勝者
    CV:中田 和宏

    【原作】ガンダムファイト第9回から第11回大会まで名機ブリテンガンダムを駆り、前人未到の3回連続優勝を成し遂げたネオイングランドの偉大なガンダムファイター。天才的な射撃能力を誇り、銃(特にライフル)の扱いに関して彼の右に出る者は存在しない。無論、格闘能力もトップクラスの実力者である。また英国紳士の代表的存在でもある彼のファイトスタイルは正々堂々を規範とし、ネオイングランドのみならず世界各国からも称賛の声が絶えなかったようである。特に騎士道精神をモットーとするネオフランスのジョルジュ=ド=サンドは、そんな彼の姿を理想であり目標でもあったと語っている。チャップマンのファイトはまるで貴族が狩りを楽しむかのようであった、という逸話さえ残っている程であるからその実力は折り紙付きである。間違いなく歴代ガンダムファイターの中でもトップクラスの実力を備えていたと言えるだろう。
     しかし第13回大会でのチャップマンにとって、それらの名声の数々は既に去りにし日々の栄光となっていた。10年を越えるファイター人生による精神的肉体的消耗は激しく、第11回大会以降引退状態にあり、第12回大会は欠場していたが、ネオイングランド国民の期待の声に応え、ブリテンガンダムの後継機ジョンブルガンダムを駆って再びガンダムファイトの世界に舞い戻ってくる。だが彼のファイターとしての能力はベストコンディションであった現役時代に既にピークを迎えており、半ば病衰状態と言えるような体でファイトを行うような有り様であった。
     そして遂に彼のファイターとしての人生に幕を下ろす男、ドモン=カッシュとのファイトを迎える(TV版第9話)。このエピソードにおいて今大会での彼は、精神強化剤を多量に服用することで辛うじてファイトを続行し、更に妻マノンが不正行為を犯してまで彼をサポートし続けていたことが語られる。そんな彼の不調にいち早く気付いたジョルジュの援護によって、ドモンは辛くも勝利を納める。最期には精神強化剤の副作用と病状の悪化によって、チャップマンはマノンに看取られ静かに息を引き取るのだった。
     キャラクター的にチャップマンという存在は、系列的にランバ=ラルやケリィ=レズナーのような”主人公に戦士の宿業を教えるベテラン戦士”である。劇中においてもドモンに対して、「戦いとは非情なものだ! 強い者だけが生き残り、力及ばぬ者は泥にまみれる!!」、「戦士とは強くなればなるほど、その修羅の道から抜けられなくなるものなのだ!!」といった渋い名ゼリフを残したことでも非常に印象深い。悪化の一途を辿る病状、更に頼みの精神強化剤も回を重ねる度にその効果も薄れ、もはや並のガンダムファイターではまともに立っていることさえおぼつかないであろう体でファイトを続ける彼の姿は、正に執念の鬼と化した修羅そのものだった。そうまでして闘い続ける彼を支えていたものは、かつて英雄と称えられた戦士としてのプライドと妻マノンの存在であった。戦士の運命から逃れられなかったチャップマンではあったが、せめてもの救いは最愛の妻の腕の中で死を迎えられたことだろうか? 英雄の最期として相応しい死場所だったのかもしれない。民衆から常に英雄であることを求められ、自らも英雄であり続けようとしたことが、彼が英雄でいられなくなった理由なのだろう。
     チャップマンというキャラクターを語る際に不可欠なのが、彼の妻マノンの存在である。長年良き伴侶として連れ添うと共に、スタッフクルーとしてチャップマンをサポートし続けた彼女もまた、闘いの道から逃れられない戦士の運命を覚悟していたようである。特に第9話ラストシーンで、息を引き取ったチャップマンを前にドモンとレインに対して「よく見ておくのね。あなた達もいずれこうなるかもしれない。でもそれを避けるのもあなた達次第よ。」と語ったセリフが印象深い。第13回大会では前述した通り不正行為を行い、レーダーを撹乱させる霧と無人遠隔操作MS(モビルスーツ)カッシングによって彼をサポートし続けていたのだが、彼のプライドを傷付けまいと影から援護攻撃を行い、チャップマンに一言もこの事を伝えてはいなかった。しかしそこは百戦錬磨のチャップマンであるから、密かに自分をサポートしてくれていることを知りつつも、死の間際までその事を彼女に言ってしまうようなことはなかった。この辺りは如何にも互いを知っている夫婦らしいやり取りである。なおチャップマンとマノンは今大会が終了すれば、ロンドンを離れ温暖な気候に改造された火星に移住することになっていた。しかしチャップマンが死亡した今、マノンがその後どうしたのかは分からない。ロンドンに留まり彼を弔っているのか、思い出を胸に火星に旅立ったのかは結局本編内で語られることは無かった。しかしその答えはGガンファンそれぞれの胸の内にあることだろう。
     余談だが、チャップマンのファイティングスーツは派手なカラーリングが施されている上にハイレグデザインである。男のハイレグ姿は何ともいただけないが、伝説的英雄の彼にとってはハイレグスーツなど別に恥ずかしくも何ともなかったのかもしれない。ちなみにジョルジュのファイティングスーツもハイレグデザインだが、尊敬しているチャップマンに倣ったのだろうか? サントラCD1・2のブックレットではファイティングスーツ廃止嘆願署名まで送っている彼なのだが(笑)。もしかするとヨーロッパ系のファイティングスーツはハイレグデザインが流行だったのかもしれない。
    【新】登場シナリオは地上編第31話「明鏡止水」の1マップのみで、原作通りジョンブルガンダムに乗って登場する。セリフの類が一切無いので、Gガンを知らぬプレイヤーにとっては、取り敢えずガンダムに乗ってるおじさん程度の認識しかないかもしれない。能力的には遠攻撃値がトップクラスなので、ロングビームライフルの一撃を喰らうとかなり痛い。・・・はずなのだが、運の悪いことにこのマップは初合体に成功したSRXのお披露目を兼ねたシナリオでもあり、更に輪をかけてそのSRXがチャップマンのすぐ側に出現してしまうために、実力を発揮する間も無くミケロ共々あっという間に葬り去られてしまうのであった(涙)。
     この時点でのチャップマンはどうやらDG細胞に感染していないようであるが、それなら一体何故にデビルガンダム軍団にいたりするのだろうか? ミケロのようにドモンに対する復讐しか頭にないような、半分イッちゃってるキャラなら分からなくもないが、少なくとも感染前のチャップマンは決して自ら望んでデビルガンダム軍団に参加したりするようなキャラではない。原作をよく知るGガンファンならば、まず間違いなくこの扱いに憤慨したことだろう。それともSRW世界での彼は、ここまで精神的に落ちぶれてしまったのだろうか?
    (Written by 三田門人&シャイニングフィンガー)(98.8.4)

  • ジェントル=チャップマン(DG) 機動武闘伝Gガンダム
     第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神  F F完結編

    CV:中田 和宏
    【原作】ドモンとのファイトに敗北し死亡したはずのチャップマンが、DG細胞の力によって復活したもの。乗機はジョンブルガンダム→獅王争覇グランドガンダム。ミケロと同じく何故DG細胞に感染したのか、その辺りの事情は本編では全く語られることが無かった。過去の栄光にしがみつく、そんな心の弱さにつけ込まれてDG細胞に感染してしまったのかもしれない。第9〜11回大会まで王座に君臨していた頃のチャップマンならば、おそらくDG細胞などに感染せずに済んだのだろう。
     身も心も完全にDG細胞の支配下に置かれ、彼自身の自我と呼べるようなものは一切存在しない。敢えて言うならガンダムファイタ─としての闘争本能が残っただけである。まがりなりにも礼節を重んじていた生前の雰囲気はそこに無く、完全に冷酷無情なファイターへと変貌してしまった。物語後半の決勝大会編に登場し、ウォン=ユンファやマスターアジアの手下として暗躍する。ウォン首相の指示によりネオイングランドのウィリアム卿を暗殺したり、ネオホンコン庁舎に忍び込んだシュバルツを追走するなど正に悪役としての扱いである。キョウジと同じく意に反してDG細胞の支配下にあったためか、セリフらしいセリフが一言も無く、「フッ・・・。」だとか「うおおおっ!!」だとかそんなセリフばかりである。チャップマン演じる中田和宏氏もきっとフラストレーションがたまっていたのではないかと思われる(笑)。後半からGガンを見始めた人にとって、チャップマンというキャラのイメージはどうしても残忍な悪役となりがちなため、生前の彼のイメージが強い人にとって復活後の彼の姿は少々悲しいものがある。
     劇中で実際にファイトしたのは第33・43話の2回。どちらもジョルジュ絡みのファイトである。とはいえ、うなり声しかあげない戦闘マシーンと成り果てたチャップマンとジョルジュとの間に特別なドラマが生まれるはずもなく、ジョルジュから卑怯者呼ばわりされるチャップマンの姿には哀れみすら感じてしまう。。ジョルジュだって一度はDG細胞に感染しているのだから、死してなお解放されないチャップマンの苦悩(もしあればだが)を少しは察してあげてほしいものである。もしかするとジョルジュがチャップマンを尊敬していたという設定を制作スタッフが忘れているのかもしれないが。結局ドラマらしいドラマが何も無いまま、最期はグランドガンダムのコクピットを撃ち抜かれ、二度目(?)の死を迎える(合掌)。
     それにしても突然生き返った(厳密には違うが)夫を見て、奥さんのマノンさんはどう思ったろう。驚きのあまり直接会いに行ったのだろうか、それとも生前の夫との雰囲気の違いを感じ取り沈黙を守っていたのだろうか? 劇中でこの疑問が明かされることが無かったのは残念なところである。
    【新】地上編第34話「石破天驚拳!」ではジョンブルガンダムを、第35話「ファイナルバトル」、最終面第36話「狂気の力」エリア3では獅王争覇グランドガンダムを駆って登場する。当然ながら(?)インターミッションやマップ上でのセリフは一切無いため、果てしなく印象が薄い。特殊技能として新たにDG細胞が備わったとはいえ、能力的にはさほど変わらない。それなりの強敵のはずだが、ドモン&ゴッドガンダムをぶつけてやれば一蹴してくれることだろう。
     なおDG細胞に感染しているにも関わらず、何故か戦闘時に生前のセリフを喋っている。原作を正確に把握していない制作スタッフの認識不足が、こんなところからも垣間見える。
    【F完結編】登場シナリオは「ドモンの危機!! スーパーモード発動!?」、「ソラと大地のケモノ」、「悪魔と呼ばれたガンダム」の3マップ。今回は最初からDG細胞に感染しているらしく、獅王争覇グランドガンダムを駆って登場する。原作を反映して射撃値と技量値がかなり高めに設定されているのだが、悲しいかなグランドガンダムの武装は何故か全て格闘系に分類されるものばかりなので、実力を発揮できない悲惨な状態である。ただ特筆すべき点として、Gガン系で「魂」を修得する唯一人のキャラであることが挙げられる。この辺りは如何にも伝説的ガンダムファイタ─らしい。もっとも一切精神コマンドを使用してこないので、別にどうという事もないのだが。ちなみに「信頼」を修得していたりするが、DG細胞に感染して自我を失ったチャップマンが誰の何を信頼するというのだろうか? 理解に苦しむところである。
     相変わらず全体的なストーリーには絡んでこないが、マップ上で幾らかセリフを喋るようになったので、『新』の頃よりは優遇されているように錯覚しがち。だがそれは大きな間違いである。再三の説明にあるように、本人の意に反してDG細胞の支配下に置かれているため、セリフを喋ってはいけないのである。もっとも半分イッちゃってるようなミケロにセリフを任せていたのでは話が前に進まないので、そのための措置なのかもしれないが。それでも原作をよく知っている者にとってはかなり違和感のある扱いである。どうもGガンという作品は派手な演出ばかりが先行し過ぎて、こういう細かい部分の認識が一般的なファン及び制作スタッフに徹底されていないようである。
    (Written by 三田門人&マサキ&シャイニングフィンガー)(98.8.4)

  • シカログ オリジナル
     第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神 新 F F完結編

    性別:男
    所属:インスペクター
    出身:ゾヴォーク星系
    種族:ゾヴォーク星系人
    主な搭乗機:ドルーキン

    【第3次】インスペクター四天王最強の男。強い・無口・(顔が)濃い、と3拍子そろったおっさん。とにかく喋らない。戦闘中はもとより会話イベントでも、嫁さんのアギーハが代弁するため会話に参加してこない。が、かといって存在感が無いわけではなく、いつも「……」を会話シーンに濃い顔とともに差し込んでくる強者である。ゲンナジーも見習え。
     最強の四天王メカ・ドルーキンを操る。終盤まで出番がないのでデータがとれない。ゆえにドルーキンのHPも合わさって最強と呼ばれるわけである。
    (Written by 藤井 靖一)(97.1.10)

  • 士官 オリジナル
     第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神 新 F F完結編

    【F】リアル系の場合、シナリオ「ヒイロとリリーナ」の前のインターミッションに登場。「ロンド=ベルだと? コロニーの治安維持部隊がなぜ地球にいるか?」と言った後すぐ将軍にバトンタッチするので出番はこの一言だけ。何の為にわざわざでたのか良く分からないキャラの一人である。当然おぼえている人も皆無に近いだろう。
    (Written by CHUU)(98.8.4)

  • 式部 雅人(しきぶ まさと) 超獣機神ダンクーガ
     第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神  F F完結編

    性別:男
    所属:地球防衛軍環太平洋第12師団第13特別機甲部隊「獣戦機隊」
    年齢:17歳(1969年生)
    血液型:B型
    星座:山羊座
    出身:地球(日本・岩手県)
    種族:地球人(日本人)
    主な搭乗機:ランドライガー、ダンクーガ
    CV:中原 茂

    【原作】獣戦機隊の3人目かつ獣戦機隊唯一の識者(というより一般人)。17歳。お約束通りのショタ系の少年であり、三白眼の集まりのようなチーム内で唯一ミ〇キーモモ系の顔立ちである。その顔を利用して忍の連れてきたアンダーティーン・ローラを手込めにしようと企んでいた野獣の本能の持ち主(ここらへんが葉月博士に選ばれた理由としか思えない)。野獣の集まりのようなこの部隊において、「後輩」というだけでパシリ扱いや後方支援命令を亮や忍からもらう、かわいそうな男。
     登場してすぐ、訓練もせずに忍とツーリングに行って思いっきりずっこけ、肋骨を骨折したままランドライガーに乗った恐るべき人。ムゲとの戦いのあと、父親をムゲ残党に殺されたため事業の跡を継ぐ。「死の商人」の父親に反発していたが、ちゃんと継いだのはどうも自分で事業転換するためだったようだ。OVA「白熱の終章」後半に自社開発のガードシステム等を見せていたあたり、どうも平和利用関係に替えたよう。さらに同OVA版だと宇宙人だった彼女にだまされずっと氷漬け。しかも、葉月博士から宇宙人だった彼女に向けて発散していた「野獣の本能」を転換して最終決戦に利用された。「しっぽまでアンコ詰まってる」の典型である。ゆえに最終巻ではセリフは無し。さらに、乗機のランドライガーは実は生きていたシャピロ・キーツに沙羅の一存で乗っ取られ、最後には宇宙にランドライガーは捨てられるというふんだりけったり。かつラストで彼が氷から出してもらったという話は聞かない…。結構悲惨な末路である。

    「まかせて! 僕は本番に強い雅ちゃんなんだ!」

    【第4次】機体の性能もあってかあまり強くはない。合体すれば完全に精神コマンド要員と化す。その精神コマンドだが、激励があるのでいざと言う時に役立つ。愛を持ってるあたりは流石だと言える。登場時の自己紹介の時にローラについても少しあったが楽屋ネタなのでわかる人にしかわからない。まさか戦闘時の音楽が「愛よファラウェイ」ではなく「バーニングラブ」なのにはこのあたりが関係している…わけはない。
    【第4次S】基本的には4次と変わりないが、ショウ=ザマ役で声優の中原茂氏がいるにも関わらず声が入らなかった。例のローラとの件だが、引退がどうのこうのという事が加わり、知らない人はますますわけが分からないだろう。
    【新】今回ダンクーガが分離不能なためランドライガーに乗る事はない。野性化の技能もあるが意味無しである。ダンクーガが攻撃を受けた時やパルスレーザーを撃った時くらいしか声を聞くチャンスが無い。ダンクーガのそんな扱いのせいもあってか存在感はかなり薄い。なお彼が集中を覚えるまではダンクーガの命中率は著しく悪く、かなり辛い。忍が必中を覚えたら完全に気合、熱血係となり、ますます影が薄くなる。
    【F】能力値は平凡、機体も大した事無いのでまず使わない。表情変化は獣戦機隊の例に漏れず多彩。
    【F完結編】はじめから合体しているのでいきなり精神コマンド要員(特に「幸運」)となる宿命である。シャピロがいるのだから、冷凍イベントがあってもおかしくはない…と思ったが、さすがにそこまでの再現はされなかった。しかし、脇役であるイゴール親子にあれだけのイベントがあるのに、彼や亮にこれといったイベントがないのはあんまりだ。
    (Written by RYUNE&藤井 靖一&マサキ)(98.6.21)

  • シスター オリジナル
     第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神  F F完結編

    【新】リリーナの通っている学校の先生であろうと推測される。ヒイロが転校してきた事を紹介。そんだけ。原作にも第一話にこんなシスターがいたが、顔が違うのでオリジナルであろうと思われる。
    (Written by 藤井 靖一)(97.5.10)

  • ジノ=バレンシア 魔装機神系オリジナル
     第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神 新 F F完結編

    性別:男
    所属:バゴニア共和国(国境警備隊)(→神聖ラングラン王国)
    階級:少佐(国境警備隊隊長)(→不明)
    趣味:ぬいぐるみ収集、俳句
    特技:不易久遠流免許皆伝
    好きなもの:可憐な美少女、ピンク系の洋服、白いユリの花
    出身:地球(ラ・ギアス バゴニア共和国)
    種族:地球人(ラ・ギアス人)
    主な搭乗機:ギンシャス、ギンシャス+、ラストール

    【設定】バゴニア共和国軍の国境警備隊隊長。部下からは『鬼の隊長』として恐れられていた。どことなくトレーズ似の容姿をしており、それに相応しく妙に気障な物言いをする人物である。事あるごとに一句詠んだり、海に行った際「水練」などといっているなど、時代がかった面もある。また彼は、剣聖シュメル・ヒュールに2年間弟子入りして、その間に不易久遠流の免許皆伝にまでこぎつけている。不易久遠流の免許皆伝の条件の一つに、武芸十八般の習得が含まれる事を考えると、わずか2年で免許皆伝した彼はかなりの実力者であるといえるだろう。ゼツ本人と、ゼツの言いなりになっている軍上層部に反感を持っていながら、その命令に逆らえないあたりは職業軍人の悲しさである。
     白い百合の花のトレードマークにしており、会話シーンの顔グラフィックにも書き込まれているところを見ると普段から持ち歩いているらしい。しかし、彼をもっとも印象づける特徴は『ロリコン』であるということであろう。後には少女趣味なぬいぐるみを集めるのが好きであることが判明。さらにミオに「フリフリのピンク系の洋服が好み」とまで言われ、彼のキャラクターはどんどん破綻していくこととなる。

    「…可憐だ…」

    【魔装機神】第一章での出番は、シナリオ「共同戦線」での国境警備隊長としての登場か、シナリオ「マサキと使い魔と」でソラティス神殿を攻撃してくるときのどちらかのみで、彼の主な出番は第二章という事になる。ちなみにシナリオ「共同戦線」ではフル改造のルジャノール改に乗っているため、雑魚と同じ感覚で戦闘を挑むと大変な目に遭う。第二章で最初の登場の機会は『さすらいのプレシア』冒頭で、一目見たプレシアをいたく気に入り、彼女が帰りたくないと言うのを幸いに自分の屋敷に連れていってしまう。そのままバゴニア主体のルートに行けば、ゼツによるシュメル誘拐に反発してバゴニア軍から離反しマサキたちの仲間となる。最初は愛機ギンシャスをそのまま使っていたが、ギンシャスがゼツに探知されてしまうためにラストールに乗り換える事になる。このルートでは不易久遠流免許皆伝の腕を見せつけるがごとく、プレシアに「緑の墓標」を教え、シナリオ「起死回生」プロローグでは、今のままではリューネを守れないと落ち込むザッシュに「雷冥剣」を伝授、自らもロザリーが仲間になると同時に「虚空斬」を使えるようになる。
     プレシアが家出したがシュテドニアス主体のルートに行った場合、もしくはプレシアが家出しなかった場合はシナリオ「バゴニアの思惑」で敵として相まみえることになる。こちらのルートではゼツに反感を持ちながらも軍の命令には従う忠義の人であり、たとえプレシアと顔見知りになっていても、マサキたちの仲間になることはない。搭乗している機体もギンシャス+、その後の『復讐は誰のために』ではアゲイド+という強力な物であり、油断できない敵になる。
     格闘と命中、回避が高く、底力以外の特殊技能をかなりの高レベルまで覚えることが出来る。精神コマンドもひらめき、必中、熱血と基本は押さえており、戦力としては問題ないだろう。ただ、2回行動可能になるのが遅いことと、ラ・ギアス人故のプラーナの低さが弱点といえる。

    (Written by RYUNE&マサキ&帝王&DARK)(98.7.19)

  • 支配人 オリジナル
     第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神 新 F F完結編

    【F完結編】ゴーダ・インダストリーの支配人。シナリオ「決別(前)」のインターミッションで食事会に招待されたアムロとミサトを案内した。別の所では男Bとして顔グラが流用されているが、多分同一人物ではあるまい。
    (Written by マサキ)(98.6.21)

  • 司馬 亮(しば りょう) 超獣機神ダンクーガ
     第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神  F F完結編

    性別:男
    所属:地球防衛軍環太平洋第12師団第13特別機甲部隊「獣戦機隊」
    血液型:O型
    星座:さそり座
    趣味:修行
    特技:中国拳法、読心術
    出身:地球(日本)
    種族:地球人(日本人)
    CV:塩沢 兼人

    【原作】獣戦機隊で最年長、士官学校では忍や沙羅の一期上で、メンバー中唯一の卒業生。孤児院育ちのニヒリストという初期設定を持つ(初登場時はなんと薔薇をくわえて登場)。馬ヅラのせいか、中国の野生馬の群れが友達らしい(修行で知り合ったらしいが……)。
     獣戦機隊最強の男。また当時一番もててた男でもある。ダンクーガはいざというとき彼に乗っ取られる。はっきり言おう!ダンクーガはかれが操縦した方が強い!!登場当初、忍となにかにつけてモメていたが、シャピロが登場してからはその座を沙羅に譲り渡し、自分は後片付けの関係の任務につくようになる。
     初めてダンクーガに合体するとき邪魔をしたのはコイツ。操縦がきかなくなって忍の指揮下に獣戦機全てが入ったのを「機械が狂った」と勘違い。配電盤を肘撃ちで開けてエネルギーの供給を無理矢理断つ!というおそろしい真似をしてくれた。これによりエネルギーの無くなった獣戦機を助けるため、ゲラールの兄貴が特攻をかけるハメとなった。ゲラールの兄貴が死んだのはコイツが発端である。
     中国拳法の達人。趣味は修行。そのたぐいまれな格闘術は、獣戦機中運動性の最も低いビッグモスで太極拳を披露できるほどの腕前。SRWで再現されていないのが残念でならない。TV第13話で知り合ったダニエラという少女とビデオ版で結婚。SRWエンディングでは子供を2人もつくるお盛ん屋さんとなっていた。
     ムゲの戦いの後は獣戦機隊の後輩のため教官となる。なんかイヤンな親父と化していた。「俺達は20秒でやっていた…」等、昔の自慢話をする。彼の任務中の修行の場はディスコ。騒がしい所で集中できるのは流石である。実は今までもらったラブレターの内容を全て記憶しているという大馬鹿野郎である。しかもそのために努力を惜しまない。…まあ、なんとかは紙一重というが…。
    【第4次(S)】「覚醒」「てかげん」とサポート系が充実。地形適応が地上Aなので彼が乗った方がダンクーガは確実に強くなってただろう。乗り換え出来ないのが残念。
    【新】今回ダンクーガが分離不能なためビッグモスに乗る事はない。野性化の技能もあるが無意味だ…。ダンクーガが攻撃を受けた時やパルスレーザーを撃った時に声を聞くチャンスがある。忍に続いて発声の確率は高いので結構声を聞く事はできる。あと断空砲フォーメーションで忍との掛け合いが楽しめる可能性もある。一度に二人が掛け合いで喋るのはこの組み合わせだけなので、そういう意味では結構貴重な存在だと言える。(メッチェとファラは二人同時に喋る事は無い)
    【F】パイロットとしてはなかなか優秀だが、機体性能のせいもあって合体するまではひたすらベンチウォーマー。表情変化が多彩なだけに少々惜しい。いくら本人が武道の達人でも機体がこれでは辛い。地道にレベルを上げていけば終盤付近で「覚醒」を覚えるので、結構役立つ。それまでは大抵「気合」「熱血」要員だろう。シナリオ「和平成立」ではビッグモスで単独出撃があるので、驚かされたプレイヤーは多いはず。こんな機体で単独出撃されても困るんだけど…。
    【F完結編】単独出撃は無いのでひたすら精神コマンド要員。「覚醒」が二回使えるようになるとかなり便利になる。なお、獣戦機隊隊員中、最も二回行動レベルに到達するのが速い。
    (Written by 藤井 靖一&マサキ)(98.6.21)

  • シモーヌ=キュリアン 魔装機神系オリジナル
     第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神 新 F F完結編

    性別:女
    所属:神聖ラングラン王国→シュテドニアス軍(→新生ラングラン王国)
    年齢:18歳
    前歴:バレリーナ
    スリーサイズ:B84-W55-H83
    出身:地球(フランス)
    種族:地球人(フランス人)
    主な搭乗機:ザイン

    【設定】ラングランに召喚された18歳のフランス人で、魔装機ザインの操者である。元はガッデスのパイロット候補生だったが、ガッデスにはテュッティが選ばれたために、引き続きザインを駆る事となる。召喚される以前は、孤児だったため殺伐とした環境で育ち、町のワルどものリーダーだったこともあったが、更正しバレリーナをやっていた。そのためぶっきらぼうだが面倒見は良く、ナイフ集めを趣味とする。3サイズは84・55・83。
     シュテドニアス軍が王都に侵攻してきた際に、ザイン共々捕まってしまい、捕虜として投獄されていたが、後にラセツの手によって解放される。普段の残忍さとはうってかわって、女性に対しては紳士的であったラセツに惹かれ、次第に恋心を抱くようになっていった。そのため、一時はシュテドニアス軍に加勢していたが、マサキの説得によりラセツと戦う決意をする。その後のシュテドニアス軍との戦争は、彼女にとって非常に辛い戦いであった事だろう。
     ラセツに出会う前はどうやらヤンロンに気があったらしく、マサキ達の敵として現れたときは、彼を避けるようなそぶりも見られた。ラセツ亡き後のエンディングでは、彼をデートに誘っていた事からもわかるように、再び気持ちはヤンロンに傾いていったようだ。また、必死に説得してくれたマサキに対しても恋心を抱きそうになったりと、実は意外と惚れっぽい所があるのかも知れない。
     なお、彼女の名前の由来は『ラ・セーヌの星』のシモーヌである。

    「他人の犠牲を強いる生き方は、許せない‥‥‥それだけだよっ!!」

    【魔装機神】彼女が仲間になるパターンは2つ。1つ目は、シナリオ「悲しみのエリス」終了時、ザインをおいて立ち去ろうとするシモーヌに対するセリフ選択で、「認めねえぜ、そんな事はよ」を選んだ場合。もし「‥‥‥わかったよ、好きにしな」を選んでしまうと、それ以降は登場しなくなる。2つ目はシナリオ「野心、果てなく」にて、マサキで説得した場合。ただしこの場合は、シナリオ「悲しきシモーヌ」で、彼女に攻撃していない事が条件となる。しかし、こちらの場合は、必殺技「ファタ・モルガーナ」を修得していないため、戦力としてはあまり期待できないだろう。説得しなかった場合と、以前に攻撃を仕掛けてしまっている場合は、最終シナリオ「ラセツの最期」で再び敵として現れる。
     精神コマンドは、「激励」や「再動」など補助系が中心だが、戦闘能力は比較的高い。彼女の特徴は、何と言っても全キャラ中トップクラスの気配察知能力であり、加えて格闘力が高く、「分身」「斬り返し」も持っているため、前線でも十分に活躍できるオールラウンドなキャラ。しかし、戦力として見るにはザインの武装がやや心もとないので、サポートがメインになってしまうのは仕方のない所である。
     敵として出てきた時は、特殊技能が全般的によく発動するので、意外に手こずらされる。心してかかるべき相手と言えるだろう。

    (Written by DARK&超合金ZZ&帝王)(98.6.6)

  • シモーヌ=ルフラン 蒼き流星 SPTレイズナー
     第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神  F F完結編

    性別:女
    所属:コズミックカルチャークラブ→レジスタンス
    年齢:16歳→19歳
    出身:地球(フランス)
    種族:地球人(フランス人とイギリス人のハーフ)
    主な搭乗機:ドール
    CV:平野 文

    【原作】元コズミックカルチャークラブの生徒の生き残りの一人。フランスの大富豪出身の母とイギリス貴族出身の父を持つ、生い立ちは文字どおり「お姫様」である。が、性格はどちらかといえば行動的で、箱入りムスメというより遊びなれた学生と言った印象が強い。また、オトコ(特にデビッド&アーサー)を手玉に取るのがうまく、おだて上手と言えよう。また、取ろうと思えば気品漂う振る舞いも取れる。がそれは本人の地ではない様だ。案外、上流階級の礼儀作法の教育(当然、後には花嫁修業もあるだろう)がいやで、コズミックカルチャークラブへ自分から参加したのかも知れないと思える。グラドスの攻撃後しばらくは、割と斜に構えた感じの少女として描かれていたが、年齢相応のかわいさも多々あり、エイジとクラブの皆がうち解ける第7話では、窮屈な宇宙服を脱いで黄色のワンピース姿になった彼女が、開放感とうれしさのあまり飛び跳ねるシーンは非常にかわいらしい。
     しかし、状況把握が早いことや現実主義で物事を捕らえやすいことから、悲観的に考えやすい所もあり、グレスコ艦隊との決戦時、出撃しようとするみんなをヒステリックになって必死に止めようとしたこともあった(このとき、彼女を落ち着かせようとデビットが強引にキスして告白したことから、彼との仲が始まった)。
     グレスコ艦隊との戦闘を生き延びた彼女は、ルフラン家の地位や、身につけた気品、男を手玉に取る持ち前の能力等を活かし、三年後のグラドス支配下の時代には政府高官のパーティー等に積極的に参加、高官からあの手この手で聞き出した様々な情報を、地球のレジスタンス達に流していた。しかし、仲間の一人が捕らえられたことから彼女がレジスタンスであることがグラドス側にばれる。しかし、エイジ達と再会するため、運良くアメリカへ向かっていたため、彼女は捕まることはなかった(この際、彼女は髪をばっさりと切り落としている。コズミックカルチャークラブ時代は、メッシュの入った個性的な髪型をしていたが、この時の彼女はまるで男のような感じであった。それでも美人であるから不思議である)。
     エイジ達と合流後は、銃を取って彼らと共に抵抗運動を続ける姿が多くなる(特にデビットと行動を共にしていることが多い)。レジスタンス時代の面白いエピソードとしては、第30話「ベイブル奪回作戦」のときに、ベイブルが安置された場所へ侵入するため、ほほに綿まで詰めて醜女に化けたことがあった。
     物語前半ではエイジを結構気にしていたが、先のデビッドのキス&かなり強引な告白を受けて以後、彼のほうが大事になったらしいが、表にはあまり出さず、ケンカばかりしていた(再会の時には、三年前のファーストキッスの恨みとばかりに、思いっきりデビットの頬にビンタを喰らわしている)。ただ、エイジと久しぶりに再会したときの彼女を見ると、まだ少しばかり情はあったような感じである(でも、アンナとエイジの関係を知っているので、乗り換えたり奪い取ろうとしたりはしないのが彼女のいいところである)。
     最終話及びOVA『刻印2000』では、地球製SPTドールに乗り込み、

    「グラドスの着せ替え人形なんかに負けるもんか!!」

    と、グラドスの刻印に迫るガンステイド(武器搭載の増加装甲を着けたマルチフォーム。撃ち尽くすと装甲を排除して軽装になり戦闘を続行する。SRW未登場)部隊を相手にして、デビットと供に奮戦していた。
    【新】グラドス=トライポット=キャリアに主に乗っている。精神コマンドがサポート系だが、ロアンほど優秀でもないのであまり目立てない。使うためにはキャリアを降ろしてSPTにでも乗せなければならない(ちなみに原作で彼女が乗ったのは、先述したドールのみ)が、それほど戦闘力も高くないので、ロアンやデビッド降ろしてまで使おうという気にはなれないのが難点である。やはり後半はヤマガタケやブンタの仲間として倉庫番……。

    (Written by 藤井 靖一&狼牙神)(98.6.29)

  • シャア=アズナブル 機動戦士ガンダム
     第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神  F F完結編

    性別:男
    所属:ジオン軍(宇宙攻撃軍→突撃機動軍)【一年戦争時】/ネオ・ジオン軍【シャアの反乱時】
    階級:少佐→中佐→大佐【一年戦争時】/総帥【シャアの反乱時】
    年齢:20歳【一年戦争時】/33歳【シャアの反乱時】
    身長:175cm【一年戦争時】/180cm【シャアの反乱時】
    通称:「赤い彗星」
    主な搭乗機:ザクII(シャア専用)、ズゴック(シャア専用)、ゲルググ(シャア専用)、ジオング【一年戦争時】/サザビー【シャアの反乱時】
    CV:池田 秀一

    【原作】別名、ジオンの『赤い彗星』。ルウム戦役ではMS一機で戦艦五隻を沈めたという、戦力数の圧倒的に劣るジオン公国においては非常に重宝する優秀な腕前の持ち主の士官(少佐、後に大佐)である。
     自分の機体を赤く塗り「ジオンにシャアあり!」と宣伝して本国の士気を高め連邦を奮えあがらせる宣伝部的な役割も持つ。一年戦争中は顔の火傷(?)を見られるのを嫌ってガンダム目玉(笑)のマスクをしていた……というのが一年戦争当時の一般的なシャア=アズナブルに関する情報(Byジオン公国)。
     だがその正体はジオン建国者でありジオン共和国初代首相ジオン=ズム=ダイクンの長男(UC0059年生まれであり、アムロ=レイより3歳上)であったキャスバル=レム=ダイクンであるのは周知の通り。UC0068年にジオンがザビ家の陰謀によって暗殺(公式発表では病死)された為、ジオンの側近ジンバ=ラルによって妹アルテイシア=ソム=ダイクン(後のセイラ=マス)と共に地球連邦に亡命、南欧の名家マス家の名を買いエドワウ=マスを名乗る。そんな当時の複雑な状況を幼少(当時9歳)だった彼がリアルタイムで理解していたとは考えにくいので、育ての親であるジンバ=ラルの教育によってザビ家への復讐心が培われたと考えるべきであろう。
     とにかく彼は両親を殺してジオン共和国を乗っ取ったザビ家を憎み、滅ぼそうとしたのである。勿論火傷云々は万一にも正体を見破られないように顔を隠す為に仮面を被り続けるの嘘であった(小説版では自ら傷をつけていたが)。だが幼少の頃一緒に遊んだ事もあるキシリア=ザビには見破られていた。UC0075年、彼が16歳の時に共和国から公国と名を変えていたジオンに入国し、ジンバ=ラルが家名を手に入れていたサイド3のアズナブル家に入籍(一説には本物のシャア=アズナブルという人物を暗殺してすりかわったとも言われている)。
     UC0077年にジオン士官学校に入学したが、この時の同期生にガルマ=ザビがいる。一年半後、戦時特例法によってくりあげ卒業するが、卒業時は首席であった。教導機動大隊を経て、宇宙攻撃軍に配属される。一週間戦争の戦果により中尉に昇進する。さらにルウム戦役ではオリジナルカラーリングのMS-06SザクIIを乗機とし、得意の高速一撃離脱戦法(敵戦艦を沈めながら蹴り飛ばして推進剤を節約する)により五隻の戦艦を沈め少佐に昇進、“赤い彗星”の異名をとった。以降これが一般的な通称となる。
     UC0079年9月、連邦軍のモビルスーツと新型戦艦の開発計画“V作戦”をキャッチし攻撃するが討ちもらしてしまう。この後の一連の戦闘で、地球攻撃軍総司令官ガルマ=ザビ大佐を戦死(実際は彼自身が謀殺)させた責任を問われ、一旦軍籍を剥奪される。だがキシリア=ザビ少将の命を受け軍に復帰、地球攻撃軍に大佐として配属される。同年11月、突撃機動軍のニュータイプ部隊、独立第300戦隊の司令官となる。その後テキサス攻防戦を経てア=バオア=クー攻防戦では80%の未完成機MSN-02ジオングで出撃、以前よりの宿敵である連邦軍のエースパイロット・アムロ=レイ少尉の駆るRX-78-2ガンダムと最後の対決をするが相討ちとなる。額の傷はこの後に行われた生身での白兵戦でアムロ=レイのレイピアによってつけられたものである。その後混乱に乗じてキシリア=ザビ少将を暗殺、ザビ家を(ドズルの娘ミネバ以外)滅ぼした後にジオンの残存勢力の多くと共に火星と木星の間のアステロイドベルト帯にある小惑星基地アクシズに向けて移動した。ちなみにこの時の軍籍番号はPM0571977243Sである。
     その後、中心人物であったドズル=ザビ夫人ゼナとマハラジャ=カーンが死亡した為、ドズルとゼナの遺児であるミネバ=ラオ=ザビが総帥となり、マハラジャの娘であるハマーン=カーンが摂政となった。シャアは自ら推薦したハマーンを補佐しジオン公国再建のために働いていたが、政策方針の不一致もあってUC0084年(デラーズ事件の翌年)に地球圏の偵察を名目に自らの支持者を連れてアクシズを離脱する。そして戦艦一席分もの地球連邦軍軍籍を偽造、彼らと難民収容コロニー・スィートウォーターで独自の組織を作り、自らはクワトロ=バジーナ大尉と名乗る(ちなみにクワトロという名前は真の名前であるキャスバルから数えて四番目の名前という意味である)。後にこの組織がシャア・ネオジオンの基盤となった。
     その後ブレックス=フォーラ准将等、反地球連邦政府派と接触しエゥーゴに参加。この間の話はクワトロ=バジーナの項を参照。
     だがUC0088年グリプス戦争終結後は大破した百式を残して再び行方不明になる。その後の第1次ネオジオン抗争(ハマーン戦争)では何処で何をしていたかは不明(スィートウォーターに潜伏していたらしいのだが)。  UC0092年にスィートウォーターを艦隊により占拠、ネオジオンの復活を宣言して自らが総帥となる。この時彼は「シャア=アズナブル」と名乗っており、これ以降もその偽名は使っている(結局本名のキャスバルは使わずじまい。父親の名を背負うのが嫌だったらしい)。しかも総帥になったというのに何故か階級は大佐のまま。でも美形とウワサの素顔は出していた。
     UC0093年2月27日にインタビュー番組内で事実上地球連邦への宣戦布告を行い、3月4日には小惑星5thルナを連邦軍本部のあるチベット・ラサに落とす。同年同月アクシズを核兵器と共に地球に落として全ての人類を宇宙に追い出そうとするが、宿敵アムロ=レイに阻まれて失敗。その後の生死は二人とも不明だが、その後ネオジオンが復活したという話は聞かないので、おそらく死亡したと見て間違いないだろう。
     性格は冷静沈着で一見、理論一辺倒の合理主義者のように見られがちだが、父の復讐をしたりアムロとの決着を対等な立場でつける為にサイコフレームの情報をわざとリークしている事を考えると、理性ではなく感情で動く部分がかなりある。
     特に「逆襲のシャア」ではその感情論や偏狭な思想が目に付き、アムロに「地球がもたん時が来ているのだ!」と言っていたが、彼のやろうとしたアクシズ落としはその地球の生態系にとどめを刺す行為に他ならない(作品中でアムロも含め、誰もその矛盾を指摘しないのが不思議だが)。その昔ニュータイプへの革新を説いた父・ジオン=ズム=ダイクンのコントリズムは地球を聖地化しようとするものであったが、実の息子のこの行状はそうした願いをことごとく踏みにじるものであった。
     シャアはスペースノイドとアースノイドの確執が戦争の根元であると考え、地球に人が住めない状態にして全ての人類がスペースノイドになれば戦争は無くなるだろうと考えたわけだが、それはかつてギレン=ザビやジャミトフ=ハイマンの唱えたエリートによる人口調節という思想と同じである。
     またギュネイ=ガスのような強化人間開発も、ニュータイプを単に優秀な兵士ぐらいにしか見なかった「地球の重力に魂を引かれた者達」(つまりはティターンズ)と同じ轍を踏んでいる。エゥーゴのクワトロ大尉と同一人物とは思えない程の変わりようである。
     またこれはクワトロ時代も変わっていないが、他人に任せられずに自分で何でもしようとする気が見られる辺り実は結構狭量でもあるようだ。それは戦闘や暗殺であろうと政府転覆であろうと同じであるらしく「私が!私がやらねば!この腐った世の中を!!」てな考えがキツイ。これは(ライバルのアムロがパイロットをやるしか能がなかったのと違い)実際にそれだけのことを何でもこなせる能力がある為なのだが、そこらへんを妹セイラにも見透かされており、「兄は危険な男」みたいな言い方もされていた。
     女グセはかなり悪く、今までに関係を持った女性の数はまさにエース級(笑)。年齢幅も広く、下は13歳(クェスや出会った頃のハマーン)から上は30代上の方(ナナイ)までと幅広い。ロリコンでマザコンでシスコンというのもあながち嘘ではないのかもしれない(笑)。常にララァ=スンの代わり(というより母親の代わり)を求めていたが手に入らないことに苛立っていた。
     彼の女癖の悪さは生来ではあるが、全てはララァ=スンの死亡から端を発する。本来絶対に死んでもらいたくない女性なら『戦闘に担ぎ出そう』というその発想自体間違っているのにも関わらず、ライバルであるアムロ=レイが『誤って』彼女のエルメスを撃墜したのをトコトン根に持ち、その責任をアムロに押しつけようとした。ことある毎にそれをネチネチと持ち出してはアムロをなじり、結局は『逆襲のシャア』までその勝負を持ち越した。アムロとの決着の固執はララァの死が発端であり、野望とか粛正はその『ついで』に思えるのは気のせいではないだろう。(たとえばナナイ=ミゲルのように)周りにいる美しく慈悲深い女性に(精神的には)目もくれぬその一途さには頭が下がるが『据え膳喰わぬは男の恥』で片っ端から手を出すから話がややこしくなったのである。
     ちなみにナナイは後のウッソ=エヴィンの母ミューラ=ミゲルと同姓である事から、ウッソはシャアの孫か曾孫にあたるのでは?と言われたが、真相は不明である。もしそうならばウッソのニュータイプ能力は遺伝による部分もあるのかもしれない。
     なお富野由悠季監督作の小説「ガイア・ギア」はガンダム世界の遥か未来を描いているが、この作品の主人公アフランシ=シャアは「宇宙移民運動の指導者」(美化し過ぎでは?)シャア=アズナブルのクローンである。
     戦闘力(MS操縦能力)は冒頭でも述べたとおりずば抜けており、一機で戦局を左右するほどの腕前。士官学校を出ている為か、作戦指揮等もとれるし艦隊戦も指揮出来るが、やはりMSに乗って先陣を切るのが好きなようである。
     初代ガンダム作中ではアムロのニュータイプ能力に追いつけないことに苛立ちを覚えていたが、Zガンダム以降では7年でその差を埋めたのか(それともアムロが地球での生活で錆びついていたのか)彼と同等のニュータイプ能力者として他を寄せ付けない戦いぶりを展開していた。
     乗機は一年戦争開戦時がMS-06CザクII、その後MS-06SザクII(いわゆるシャア専用ザク)、MSM-07Sズゴック、YMS−14ゲルググ(小説版ではMS-09Rリック・ドム)、そしてMSN-02ジオング。クワトロ時代はおいておくとして第2次ネオジオン戦争(いわゆる「シャアの反乱」)ではMSN-04サザビー。考えたら彼の専用機ってのはサザビーが初めて、って事か(ジオングは本来別のニュータイプ試作機だった)。
     ジオングとクワトロ時代に乗った百式以外は全て真っ赤なカラーリングの機体だが、これは旧世紀の第1次世界大戦に於ける撃墜王「レッドバロン」マンフリード=フォン=リヒトホーフェン男爵にあやかったものらしい。
     彼の名前はフランスのシャンソン歌手・シャルル=アズナブールに由来している。またゼクス=マーキスことミリアルド=ピースクラフトが彼の一年戦争時代からの生涯のオマージュであるのはほぼ100%真実であると思われる(共に仮面被り/本名は別にある/妹がいる/地球上に何か落とそうとした)。
    【ゲーム全般】主に敵として登場する時はシャア、味方としてはクワトロであるが、一応シリーズ皆勤している。
    【第2次】一年戦争時のマスク姿で登場。ララアとの事によるアムロとのやりとりなどはある程度再現されているが、今回はそれほど目立った行動はとっていない。
    【第2次G】扱い的には第二次とそう大差は無い。だが今回登場するデギンを計略で殺すというイベントが用意されている。原作ではギレンに殺されてしまっているので、策によるものとはいえ自らの手で直接の父の仇を討てるのはさぞ嬉しいだろう。
    【第3次】アムロで説得するとアポリー、ロベルトを引き連れ、クワトロ=バジーナとしてロンド=ベルに参加する。だが彼が加入するとセイラが抜けてしまうので、兄妹タッグは結成出来ない。なお原作同様のガルマとのイベントもキッチリ用意されている。
    【第4次(S)】全編クワトロとして登場するのでシャアとしての出番はなし。ただ「ダカールの日」でクワトロに演説をさせると、彼がザビ家を恨んでいた理由が判明する。
    【新】「逆襲のシャア」ベースなので仮面なしのオールバック姿のネオジオン総帥として登場。バルマー帝国のコロニー攻撃に巻き込まれたゼクス=マーキスを助けており、食客のような立場で彼を遇していた。  プロローグからシルエットで登場。巨艦ヘルモーズに率いられた圧倒的な戦力を持つバルマー帝国に対抗する為の時間稼ぎとして降伏し、一方で地球にヒイロ=ユイを送った。
     彼が本格的に登場するのは宇宙編シナリオ「蒼き流星となって」。この時の彼は台詞だけで戦う訳ではないが、早々にバルマーに投降しない他の地球人を先の見えない愚か者よばわりし、通信に割り込んできたアムロと言い争い、最後は藤原忍に罵倒される。何だかシャアらしくなく興醒めであるが、どちらかといえば冷静、というより冷徹扱いであった「逆襲のシャア」時代の彼をベースにしていた為だろうか。このシナリオではレウルーラは出るものの、彼自身は出撃せずすぐに撤退してしまう。
     敵として登場するのは「真意」からだが、このシナリオでも彼の乗るサザビーはすぐ撤退してしまう上に奥の方にあるので撃破はほぼ不可能。
     その後彼はザンスカール帝国のエンジェル・ハイロゥを使った全人類の闘争心の剥奪をはかり、その為に自ら掌中に飛び込んで来たシャクティを母マリアの代わりに使おうとする。ロンド=ベル隊が破壊の為に突入したシナリオ「天使たちの昇天」では自らもサザビーで立ちはだかるが敗北。シャクティは救出され、エンジェル・ハイロゥは破壊される。
     だが生きていた彼はシナリオ「逆襲のシャア」で親衛隊を率いてロンド=ベル隊と総力戦を挑むが、ヒイロ=ユイに寝返られた事も響いて破れる(この時とどめをアムロが刺すとサイコフレームの事で負け惜しみを言う)……がやはりそれでも生きていたらしく、その後バルマーの本星へ旅立っていったようだ。やり方には多分に問題はあったものの、彼もまた人類の事を考えていたらしい。
     今回はアムロやギュネイ同様に、ファンネル攻撃をするとコクピット場面のカットインが入る。また「真意」以外のシナリオで彼にアムロをぶつけると台詞が出るが、その時のダメージ状況等でメッセージが変わるシナリオもあるのでいろいろと試してみよう。
    (Written by 藤井 靖一&ながえ&Zephyranthes&帝王)(98.7.11)

  • シャクティ=カリン 機動戦士Vガンダム
     第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神  F F完結編

    性別:女
    所属:リガ・ミリティア→ザンスカール帝国→リガ・ミリティア→ザンスカール帝国(エンジェル・ハイロウ)→リガ・ミリティア
    階級:民間人→王女
    年齢:11歳
    出身:地球(中央ヨーロッパ ポイント・カサレリア)
    種族:地球人(ヨーロッパ系とアフリカ系のハーフ?)
    主な搭乗機:エンジェル・ハイロウ(?)
    CV:黒田 由美

    【原作】地球のポイント・カサレリアで、失踪した母親を愛犬フランダースと共に待つ少女。父親は不明だが、死亡したものと思われる。彼女の母親は、サイド2のザンスカール帝国女王であるマリア・ビア・アーモニア。失踪後、第22話で念願の再会を果たす。彼女の叔父は、クロノクル・アシャー、母・マリアの弟である。
     地球上にいた間はただただ、ウッソの身の上を案じて激変する環境に戸惑うばかりであったが 第15話以降、スージィと共にリーンホースで密航して宇宙に上がってからは かなり積極的な行動をとるようになる。ベスパとの戦闘のドサクサで宇宙に放り出され、ザンスカール軍に保護され、本国へと移送されて母と再会して以降はさらに拍車がかかる。単身でザンスカールに乗り込んで交渉にいくわ、母の亡き後エンジェル・ハイロゥを作動させるわで、とても最初の頃の、カルルマンをおんぶして顔を曇らせてばかりいた少女と同一人物とは思えない。
     一旦ウッソによってエンジェル・ハイロゥから救出されたものの、彼女はサイキッカーの暴走を知り自らの意志でそこへと戻る決意をする。サイキッカー達を救い、この戦いを終わらせるべく、彼女は祈る。そんな中リーンホースJr.の老いたクルー達がモドラッド艦隊・旗艦アドラステアへの特攻を敢行する。それを感じ取ったシャクティは大地と呼応するように思いを増幅させ、カガチすら知らなかったエンジェル・ハイロゥの機能を発動させると、暖かな波動を放射させ始める。分解を始め、光を増すエンジェル・ハイロゥの中で、彼女は意識を飽和させ、絶叫する。再び上昇し輪を形成し始めるエンジェル・ハイロゥ。そして、カテジナとの壮絶な戦いに決着をつけたウッソが、シャクティの元へと駆けつける。もう、V2ですら手の届かない空高くへ上昇していったエンジェル・ハイロゥの「残骸」から、光に守られるようにシャクティの身体がゆっくりと舞い降りてくるのだった…。
     戦闘終了後はカサレリアに戻る。ウッソやマーベット達と共に新たな生活を営み始めていたある日、盲目の旅人の女と出会い、ウーイッグへの道を尋ねられる。その人物こそ、かつてウッソを苦しめ続けたカテジナ・ルースの末路だと気付き、その姿にシャクティが涙すると言うシーンで物語は幕を閉じる。ウーイッグに向かう彼女の姿を見て、シャクティは何を感じ取ったのだろう。
     余談ではあるが、第43話でエンジェル・ハイロゥの影響を受けて幻覚を見続けるウッソが、湖畔でシャクティが沐浴する幻影を見るシーンがある。どちらかといえば地味で(シュラク隊とかのお姉さま方がいっぱい居たからね)目立たない彼女の、貴重なヌードシーンは、ウッソの言うとおり確かに美しかった。なお、あまり知られていないが、「シャクティ」という言葉は女性の生殖器のことを指す。
    【第2次G】第1話冒頭のカサレリアにおいて、本編ばりのモノローグを行ったのが印象的だろう。今作の世界設定ではザンスカール帝国が存在しないためか、原作でのシャクティ絡みのエピソードは全くと言っていい程再現されていない。そのためか出番がほとんど無く、ウッソとの関係で少し喋る程度である。原作と同じく両親を捜すため、そしてウッソの身を案じてしぶしぶホワイトベース隊と行動を共にするのだが、母マリアが登場しないため両親捜しの旅も結局うやむやのままに終わってしまう(と言うより全く触れられず黙殺されている)。せめて原作のようにウッソと共にV2ガンダムに乗り込んでマップ上に登場するだとか、ホワイトベース内での炊事洗濯などの心和む日常風景的なエピソードが挿入されるだとかすれば、彼女のパーソナリティが表現できたのかもしれないが。やはり”取り敢えず出しときました”的な中途半端な印象は否めないところである。もっともこれはシャクティ一人に限ったことではないのだが。
     とまあ、ゲーム本編では冷遇されているシャクティだが、彼女の本領(?)はゲームクリア時に発揮される。何とクリア後のエピローグは、彼女のモノローグで締め括られるのである。そこでは地球連邦設立の経緯が語られると共に、SRW世界の史実では抹消された記録であるリガ・ミリティアやデビルガンダム事件の真相も語られる。『第2次G』という作品そのものが”語られることの無かったもう一つの『第2次』”的存在なのでこのエピローグの価値は大きく、ある意味『第2次G』はシャクティに始まりシャクティに終わった(?)とも言える。エピローグのラストは”このへいわがいつまでもつづきますように・・・”という一文で締め括られているが、皮肉な事にこのDC戦争の半年後にはインスペクター事件が、更に後にはラ・ギアス事件、ゲストの地球圏到来と次々に事件が続発してしまうこととなる。
     言うまでもなく『第3次』から『第4次』に至るまでVガン系キャラは登場しないのだが、せめてウッソと共にカサレリアで平和に暮らしていることを願わずにはいられないところである。
    【新】第2次Gに比べるとそれなりにイベントや会話は増えた。だが、マリアがいない事が響いたのか、終盤の扱いは非常にあやふや。ルペ・シノを使ってザンスカールへ行こうとするイベントなどあるにはあるのだが、イマイチの出来となってしまっている。
    (Written by ながえ&マサキ&シャイニングフィンガー)(98.7.19)

  • ジャック=キング ゲッターロボ
     第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神 新 F F完結編

    性別:男
    所属:キング研究所
    出身:地球(アメリカ)
    種族:地球人(アメリカ人)
    主な搭乗機:テキサスマック
    CV:井上 真樹夫

    【原作】『ゲッターロボ』第21話「アメリカから来たロボット」に登場。
     アメリカのロボット科学者キング博士の息子で、父の造ったテキサスマックのパイロット。テキサスマックに絶大な自信を持っており、ゲッターチームを“3人で1人前”と言って小馬鹿にし、ゲッターチームと対立する。しかし、言うだけの実力はあり、メカザウルス・ゴラを相手に苦戦するゲッターを2度に渡って助ける。3度目の対決で、遅れを取りその間にゲッターがゴラを倒したためゲッターの勝ちに見えるが、実力的には明らかにテキサスマックの方が上であった。
     にやけ気味のアメリカン顔と、インチキアメリカ人的喋りで全国の若く純真な『SRW』プレイヤーに誤解を振りまいているが、実際にはあんなインチキな喋り方はしないし、性格も陽気と云うよりはむしろニヒルである(声もかつての声優御三家・井上真樹夫氏)。この機会に、若い人たちもイメージの修正を行って頂きたい(声も同じで、『新SRW』に出ている大空魔竜のピートのようなキャラクターと思って頂ければ結構です。神谷明と対立するところまで同じ)。
    【第2次】初めからホワイトベース隊のメンバーとして登場。しかし、1話の「救出!Zガンダム」終了早々、ミチルさんの苦戦を聞き、ゲッターチームを差し置いて先行する。結果的にこれが巧を成し、彼のおかげでジェリドに人質にされていた市民が解放される。だが、何かと口実をつけ、彼はミチルさんとともに居残る事になり、開始早々さようならである。
    【第2次G】やってる事は第2次と全く変わらないが、今作では最後までいる事になる。だが、ただでさえ人員増加が激しいので、彼を使うのは彼のファンくらいしかいないであろう。下手をすれば存在そのものも危うい。
    【第3次】第2次の事があってか、シナリオ「早乙女研究所危機一髪!」、「悲しみの果てに」のみミチルとともにスポット参戦。戦力的にも大した事は無く、経験値の無駄なのであまり戦闘に参加はさせたくないとこだろう。
    【第4次】シナリオ「発端」を7ターン以内でクリアした場合のルートのシナリオ「特訓!大雪山おろし」にのみスポット参戦。どうもこいつは積極的に協力したがらないようだ。やはり経験値の無駄なので積極的な戦闘はさせないだろうが、今回はアイテム拾いに精を出す姿が多く見受けられる。また、妹のメリーも同乗しているので、精神コマンドでゲッターをサポートするのも手。今回シナリオクリアのエピローグで、普通に日本語を喋っているので、原作を知らないプレイヤーはさぞかし驚いた事であろう。
    【第4次S】分岐の発生条件が、シナリオ追加によってシナリオ「発端」までのクリアターン数が15になった事くらいで、後は全く一緒。
    【F】スーパー系シナリオ「空からの衝撃」に登場し、そのまま同行する。彼はこのシナリオでしか登場しないので、リアル系でスタートしたら仲間にする事は出来ない。序盤はテキサスマックが実弾系の武器を装備していて、早めに「必中」を覚える事から、ヘビーメタル戦においてそこそこ役立つ。だが中盤に差し掛かるとさすがに辛くなるので、大概はお蔵入りだろう。今回は井上真樹夫氏の声が入り、脱力度100である。彼が「脱力」を持ってないのが非常に不思議でならない。
    【F完結編】はじめから強豪ユニット揃いなので、使う人はそうそういないだろう。ギャリソンの出撃を「年寄りの冷や水デース!」と言うイベントが用意されているが、Fに比べ存在感が薄くなったことは否めない。
    (Written by Mynote&マサキ)(98.6.6)

  • シャピロ=キーツ 超獣機神ダンクーガ
     第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神 新 F F完結編

    性別:男
    所属:地球防衛軍(宇宙士官学校)→ムゲ・ゾルバドス帝国
    階級:中尉(宇宙士官学校教官・隊長)→不明
    年齢:21歳
    出身:地球
    種族:地球人
    主な搭乗機:ランドライガー、ダンクーガ
    CV:若本 規夫

    【原作】元地球連邦軍宇宙士官学校の教官で、自分の才能を認めなかった軍上層部に愛想を尽かし(そしてなにより「自分は神になる」という野望のために)、自分の生まれた星を裏切り、ムゲ・ゾルバドス帝国に寝返った男。高い技術と深い自信を持つ野心家。彼に係わる人間は必ず陰謀の渦に巻き込まれる。エリート意識が非常に強く、自分以外の者を常に見下している。その実力はあの尊大な亮も認めるところで、忍と素手で殴り合ってもあっさりと片づけるくらい、腕も立つ。
     第1話冒頭、いきなり沙羅とのラブシーンで登場し、その女たらしっぷりを見せ付けると、ムゲの攻撃を前になにを思ったか敵側に向かって沙羅とともに戦闘機を飛ばす。その行動に疑問を感じた忍の追撃を受けるものの、全く問題にせずふりきり、自分の野望のためにムゲ帝国に投降する。このとき彼は、沙羅が飛行不可能に陥り、ついてこれなかったことさえ気づかなかった。ムゲ帝国において、地球人の言うことなど信じられるか! とデスガイヤー将軍による拷問を受けるも、その言動に感心したムゲ帝王は彼を気に入り、作戦参謀の地位をあたえる。これはムゲの三将軍(デスガイヤー、ギルドローム、ヘルマット)に大きなショックを与え、彼らとの間に大きな摩擦を生むことになる。ここでも彼の女たらしっぷりは十分に発揮され、ムゲ帝王からの命で彼の監視をしていたはずだったルーナ・ロッサといい仲に…。
     その後は、地球連邦軍の重要施設の場所を明かしたり、重要機密を漏らしたり…と次第にムゲ帝王の信頼を集めていく。彼は人間としての感情さえも、権力を得るためには悪魔に売り渡してしまったのだ。そして、獣戦機隊の意外な活躍に失敗を重ねるデスガイヤー将軍にジレンマを感じたムゲ帝王は彼をデスガイヤー将軍の副官に昇格させる。
     副官に昇格したシャピロは作戦の立案、指揮をとるようになる。地球連邦軍時代、立案を行うも軍上層部に無視された「死の包囲網作戦」を用いて、獣戦機隊を苦しめ、あと一歩まで追いつめる(ダンクーガの初合体により失敗)など、その実力をアピール。デスガイヤー失脚後はその地位を確立させ、帝国軍のかなりの権力を掌握していく。
     しかし、そのようなシャピロの限りない上昇志向は三将軍との確執をさらに悪化させ、彼は地球においてもそうだったように、帝国内でも次第に孤立していく。そして、月基地の陥落によるルーナとの衝突、ヘルマットの死亡によるギルドロームの復活により、今度はシャピロが、ギルドロームとルーナに陥れられ、ほんの少数の兵力で戦いの最前線に立たされることとなってしまう。
     少数の戦力ではもはや誰が指揮をとっても同じ、とシャピロは自身のメカで戦いに赴く。そして、沙羅との戦闘により被弾、メカを放棄すると、自分がなぜ、神になろうという野望をもったのかを明かす。

    「私を選んだ宇宙の神は言った。この上はシャピロ、お前が神となってこの宇宙をとりおさえろとな。」

     しかし、それは宇宙の神の意思ではなく、彼のエゴが産んだものだったのだろう。シャピロは結局、神になることはできず、自分を愛した2人の女、ルーナと沙羅によって止めを刺され、狂人のごとく叫びつつ宇宙の闇に散った。
     人々の心の裏を読むことによってのし上がってきた彼も、結局は女性の心情すら読み取ることができなかったのだ。そういった意味では哀れな男である。
     …しかし、命を落としたはずのシャピロを宇宙の混沌は放っておかなかった。宇宙空間を漂っていたところを、ディラド星の植物人間ディオレに拾われ、サイボーグとして復活するのだ。ディオラに利用されたあげく捨てられたシャピロは、氷漬けになった雅人の代わりにライガーに乗せられる。新たなエナジーを得たダンクーガはディオラを倒すのだが、シャピロは結局絶命。最後には、ランドライガーをその棺として宇宙の彼方に消えて行ったのであった。
    【F】ダンクーガファンの熱い期待に応えてついにお目見え。スーパー系のシナリオ「空からの衝撃」に連邦の士官として初登場。いきなり甲児達の身柄を拘束するという強烈な行動をとってくれる。後にロンド・ベルに同行するが、シナリオ「裏切り」においてゲストの科学力に魅せられ、沙羅を連れて投降を企てる。原作どおり沙羅は残り、彼はそのままゲストへ。後に、シナリオ「ロンド・ベルへの刺客」「標的はロンド・ベル」においてライグ・ゲイオスに乗り、原作同様にアイシャドーをつけて再登場する。この時、出撃するのは獣戦機だけなので、戦いを挑むのは自殺行為。彼の声を聞きたければ死を覚悟しよう。戦闘での出番はこれだけで、以後しばらく身を潜める事になる。シナリオ「和平成立」においてゲスト・ポセイダルとの和平が締結されるが、実はこれは彼の提言によるものだった。
    【F完結編】今回もなりを潜め、裏でこそこそと動いている。DCルートではたいした事もせずにゼゼーナンとともに火星に散るが、ポセイダルルートだとなんと最終ボスとしてヴァルシオンに乗って登場。この際ポセイダルのバイオリレーションや、DCのクローン技術などを使ってくる。最初はシャピロと4体のクローンを相手に戦い、それに勝ったと思ったらバイオリレーションを使い毎回「魂」「鉄壁」「根性」を無限に使い、倒したとしても復活してしまう。勝ち目が無さそうに見えるが、シャピロと一度戦闘をするとリツコが解析を始め、トレーズやジェリドがその身をもってシステムを破壊するというイベントが起こる。しかしこのイベントの存在を知らないと、無駄ダマを消費するハメとなる。ある意味、歴代最終ボスの中で最もタチが悪い。まあそんな所も彼らしいと言えば彼らしいのだが。

    (Written by BOXER-D&Toby)(99.2.23)

  • ジャマイカン=ダニンガン 機動戦士Zガンダム
     第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神 新 F F完結編

    性別:男
    所属:ティターンズ
    階級:少佐
    出身:地球圏
    種族:地球人
    主な搭乗機:アレキサンドリア
    CV:キートン山田

    【原作】ティターンズの指揮官で、階級は少佐。バスク・オムの参謀格と言ったところであったが、その後ティターンズの旗艦であったアレキサンドリアの指揮を任され(艦長はガディ)、グリプスからガンダムMkIIを奪ったアーガマを追尾する。
     性格はあまりよろしくない。その「虎の威を借る狐」的な態度と、ネチネチとした嫌みな話し方からして、影では呼び捨てにされるほど部下からは嫌われていた。バスクの行為に便乗してブライト中佐をいたぶったとか、先行した巡洋艦ボスニアのガルバルディ隊(ライラ隊長)が苦戦しても戦力を惜しんで援護も出さなかったとか、前半だけでもその性格のネチこさは十分に現れていた。
     後半にカミーユが宇宙に帰ってくると、シロッコのドゴス・ギアとともに月面都市のフォン・ブラウン市を制圧する「アポロ作戦」を遂行する。この時はシロッコに先行させて手柄は自分にものだけにしようと画策するが、奸計ではやはりシロッコの方が一枚上手で、逆にアレキサンドリアはエゥーゴのMS部隊の攻撃を一手に引き受けてシロッコのフォン・ブラウン単独制圧を楽にさせる形となってしまった。それでも手柄だけはシロッコの下からかすめとろうとし、シロッコに詰め寄ってドゴス・ギアだけ帰還させた。手柄にこだわってやっきになるあたりが陰湿かつ小人物な人となりの現れであろう。
     ところが、こうした苦労(?)も虚しく、フォン・ブラウンはあっさりとエゥーゴに奪い返されてしまう。アレキサンドリアで離脱した後、艦長のガディを降ろして自らが艦長となり、汚名挽回・・・おっと、名誉挽回(余談だが、「Zガンダム」では随所にこの間違った言葉が出てくる。第4次をやった人は気になって仕方がない(笑))のためにグラナダへのコロニー落としの作戦に出る。しかしこれもアーガマ艦隊に阻まれて失敗。セコい作戦の連続に部下のヤザンに愛想を尽かされることになる。
     そしてついにヤザンの奸計にはまり、ヤザンのギャプランがおびき寄せて狙い撃たせたスーパーガンダムのロングライフルがアレキサンドリアのブリッジを直撃し、死亡する。日頃の行いが悪いと、こういうことになるといういい例であろう。果たしてティターンズには誰も死を悼むものはいなかった。その後アレキサンドリアの艦長に復帰したガディには、これでやっとアレキサンドリアの実力を発揮できる、とまで暗に言われる始末。報いだろうか・・・。
    【第4次(S)】第3次以降バスク=オムがいなくなった(戦死したか逃げたかしたのだろう)ため、彼の代わりをつとめることとなる。だが、いかんせんあの濃いキャラクターの替わりなどできるはずもなく、ティターンズにしがみつく単なるあきらめの悪いやつと化していた。エンドラやダブデなどの大型ユニットに乗って登場するが、能力値のせいかガディなんかと比較すると「あ、雑魚だな」、と思わざるをえないほど弱い。せりふは勇ましいのだが、やはり「負け犬の遠吠え」という気がする。まぁ、原作通りの評価といえるのではなかろうか。
    【F】ジャミトフの腰巾着として裏でこそこそ活動。てっきり戦艦に乗ってくるかと思いきや、今回は戦闘には参加せず。ただ、一言モードはしっかりあり、そのセリフは「撃て! 撃ちまくれ!!」
    【F完結編】今回はしっかり戦艦に乗り登場。乗艦は主にアレキサンドリア。正直ユニットスペック的にもジャマイカン本人の能力的にも恐くない。ティターンズ壊滅とともにお亡くなりかと思いきや、しっかりシロッコに取り入り、かなり終盤まで生き残る。DCルートではシナリオ「ファイナル・オペレーション」、ポセイダルルートだと、シナリオ「崩壊の序曲」まで登場し、いずれの場合もそこで命を絶つ。
    (Written by 楓&rin.vd&ロンド鐘&マサキ)(98.8.5)

  • ジャミトフ=ハイマン 機動戦士Zガンダム
     第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神 新 F F完結編

    性別:男
    所属:地球連邦軍【一年戦争末期】/ティターンズ【グリプス戦役時】
    階級:准将【一年戦争末期】/大将【グリプス戦役時】
    出身:地球圏
    種族:地球人
    CV:池田 勝、西村 知道(2代目)

    【原作】ティターンズ総帥。UC0083年スペースノイドの統制、旧ジオン公国軍残党狩りを目的として、エリート集団・ティターンズを結成。連邦軍の権力を増強し、軍事国家的な統制政府を作り地球圏を統一。戦争をもって地球経済に打撃を与え、ついでに地球上の選民を抹殺しその後に地球再生を実行しようとしていた。そのやり方はかつてのジオンそのものであり事実ギレン=ザビの主義に共感する男であった。だが決定的に違う一点がある。それはスペースノイドは地球を食い荒らす寄生虫であってニュータイプは現在の人類の存在を脅かすミュータントであるとしか捕らえていなかった点である。人類のニュータイプへの革新(ギレンはギレンで自分がニュータイプであると誤解していたのだが)など夢想だにしなかった(その癖シロッコを配下に持ったり、アクシズと同盟を結ぼうとしたりしているのだが)のである。ジャミトフの凄いところは自分の構想を半ば合法的にやってしまったことであろう。それを許したのは連邦政府の腐敗のせいもあるのだが、グリプスの要塞化、ドゴス・ギアの建造で地球連邦政府を恫喝しダカールで開催される年次総会で連邦軍の指揮権をティターンズに委譲する決議案を通そうとしたのだ。しかし議会操作は上手くても民衆を惹きつけるカリスマに欠けていたせいか結局シャアの演説によって一般の支持を失い失敗している。また、ブレックス准将とは仲が悪かったらしく、彼に対する敵意や対抗心もあったのではないだろうか。エゥーゴを崩壊させようと、ブレックス准将を暗殺。が、後に自分もアクシズとの会見の際どさくさに紛れたてシロッコに暗殺されてしまう。因果応報というものであろう。
    【第4次(S)】元DCのメンバーを集め、DC残党狩りと称してティターンズを組織。その後地上に上がってきたドレイク軍と同盟し、コーウェン中将を暗殺し(おそらく同盟したドレイク軍)、ロンド=ベルの戦力を摂取しようと企むが、正義と勇気の部隊ロンド=ベルがそんな要求に屈する訳も無く、連邦議会を占拠しようとするがブレックス准将とクワトロ大尉の演説によって頓挫し、しまいにはティターンズはラサで壊滅。自身はラーカイラムで逃げようとしたところをハマーンに暗殺され、末期の言葉さえ言えなかった。因果応報ではあろう。
    【F/F完結編】基本的に設定は第4次(S)と大差はない。違うのはティターンズの組織で「ガンダムW」のOZが加わっている事と、原作通りシロッコに暗殺されることであろう。今回はDVDで「シロッコ?貴様!?」の末期のセリフが入っているので少しは救われているかも。なお、第4次(S)でもそうなのだが、本人はユニットに乗らないのでどうにも影が薄い。
    (Written by 楓&帝王&絶対有敵)(98.7.11)

  • シャリア=ブル 機動戦士ガンダム
     第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神 新 F F完結編

    性別:男
    所属:ジオン軍(突撃機動軍)
    階級:大尉
    前歴:木星船団指揮官
    通称:「木星帰りの男」
    出身:地球圏
    種族:地球人(スペースノイド)
    主な搭乗機:ブラウ・ブロ
    特記:ニュータイプ
    CV:木原 正二郎

    【原作】のちのガンダムシリーズで悪役の代名詞となった「木星帰り」の戦線投入第一号。本来ギレンの部下であったが、ニュータイプ能力ありと判明したため、キシリアの元へ送られた。これには、キシリア及び麾下のシャアとララァによるニュータイプ部隊へのギレンの牽制の意味もあった。しかし、シャアとの会見から、来るべきニュータイプの時代を聞かされたことから、彼に賛同。シャアに忠誠を誓う。
     しかし、ガンダムとの戦闘で敗れ、帰らぬ人となってしまった。ニュータイプ能力は本物だったのだが、いかんせん、大型で有線サイコミュゆえに近距離戦闘を行うしかないブラウブロに加え、操縦機動を担当したのが、オールドタイプのシムス中尉だったこともあって、ニュータイプに覚醒したアムロが相手ではいささか不利であったといえる(しかも、マグネットコーティング前のガンダムが相手なのに)。
     当初はもう少し長く出るはずだったが、放送打ち切りの余波から、結局、第39話のみの出番となり、出てきただけのニュータイプで終わってしまっているのが惜しいところである。
     なお、小説版「ガンダムIII」にも登場しており、こちらでは、シャアの副官として働きを見せたり、最終戦では、倒すべきはザビ家であり、ニュータイプ同士戦っている場合ではないなどと、アムロをどうにか説得してシャアと共闘させようとしたりしていたが、こちらも搭乗機がブラウブロ故か結局撃墜され戦死している(その瞬間にアムロが共闘に理解を示すのだから、まぁ努力は報われたと言えるかも?)。
    【第3次】搭乗機はエルメス。その類い稀な反応速度と、その時点でだれも為し得ない「二回行動」の特技により、撃ち落とされていったオールドタイプ(或いはスーパー系)は数知れない。原作どおりムラサキのヘルメットバイザーをしている。
    【第4次(S)】原作通りの搭乗機ブラウ・ブロを一人で操る。なぜかヘルメットはかぶっていない。
    【F完結編】シナリオ「砂上の楼閣」「理想と現実」「虚構の偶像」などで出て来る。乗機は原作通りブラウ・ブロだが、ザコが乗っている同型の機体より強化されている。また、二回行動可能、さらに「ニュータイプ」能力を持っているので名のあるパイロットの中でもなかなかの強さを誇る。シナリオにたいして絡まないものの、戦場で見かけたらご用心。
    (Written by 藤井 靖一&マサキ&狼牙神)(98.7.10)

  • 邪霊(じゃれい) 魔装機神系オリジナル
     第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神 新 F F完結編

    【設定】ラ・ギアス人は死ぬと多くの場合その魂も同時に消滅し、完全に自然へと還るという。イブン大神官のように魔力の強い人間が一時的に残留意識を残したり、テューディ=ラスム=イクナートのように妹に取りついたり物質化現象をひき起こして蘇ったりする場合もあるが、それも例外的なものである。(地上人の場合は……やはりバイストン・ウェルに転生するのだろう)ところが邪教信者などがこの世に恨みつらみを残したまま死んだ場合はその怨念だけが邪霊となって残り、現世をさまようこととなる。彼らはデモンゴーレム召喚によってつかの間の生を得ることもあるが、代償として呼び出したあるじへの絶対服従を強いられる。とはいえそのあるじがいなくなったところで破壊衝動しか残っていない彼らは野良ゴーレムとなってただひたすら暴れるだけなのだが。こうして現世をさまようだけさまよった彼ら邪霊も最終的には邪神ヴォルクルスに吸収され、その力の一部になるという。『魔装機神』第二章でヴォルクルスとともに死んだはずのルオゾールが蘇ったのもそうした理由によるものなのだろう。
    【魔装機神】第一章のザコ中のザコ。人工知能よりも弱いので低レベルキャラにとってはありがたい存在。だが第二章ではザコの座を徐々に怨霊に譲ってしまうのでそう悠長なことはいってられない。
    (Written by 超合金ZZ)(98.8.4)

  • top