キャラ名鑑(く)
 キャラクター名鑑 か行
  (クェス・パラヤ〜クワトロ・バジーナ)

(あ行)/(か行)/(さ行)/(た行)/(な行)/(は行)/(ま行)/(や、ら、わ行)

(か〜かみ)/(かむ〜かん)/(き)/(く)/(け)/(こ)



  • クェス=パラヤ 機動戦士GUNDAM 逆襲のシャア
     第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神  F F完結編

    性別:女
    所属:民間人→ネオ・ジオン軍
    階級:不明
    出身:地球
    種族:地球人
    主な搭乗機:ヤクト・ドーガ(クェス専用)、α・アジール
    CV:川村 万梨阿
    【原作】ネオ・ジオン軍所属、階級は不明ではあるがシャアの直属で、管轄はニュータイプ研究所所長のナナイ・ミゲルとなる。ファンの間でとりわけ評価が分かれる、アムロ=シャア因果物語の掉尾を飾る『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』のヒロイン、である。
     地球連邦政府高官、アデナウア・パラヤの娘だが、親に反抗して(父親の愛人とのソリがあわなかったのも大きな要因であった)家出し、放浪していた。親にとっつかまって一緒に宇宙に行った先で再び出奔、アムロのところに押し掛けようとしたが、チェーンがどうにも目障り、ハサウェイとかいうケツの青いバカガキも自分にちょっかいかけてくるのが嫌で、「アムロ、あんたちょっとセコイよ!」 の捨てゼリフとともにシャアのもとに走る。
     しかしこっちでもギュネイとかいうガキにコナをかけられるわ(勿論、眼中には無かった)、シャアの側にいるナナイがうっとうしいわ(ナナイにビンタを喰らって怒りの余り、壊れたヤクト・ドーガで飛び出して行ってシャアのサザビーにメット無しで飛び込んで行くという無茶をやるわ)で挙げ句の果てには、シャアにうまくあしらわれ、ただの「兵隊」として戦場に散っていった。
     ニュータイプに憧れてインドで修行したというだけあってテストで乗せられたヤクト・ドーガを最初から器用に操り、戦場ではそこそこの戦果を挙げた。感受性の鋭さはニュータイプとはまた別の意味で凄まじいモノがあり、父・アデナウアーの乗る戦艦を攻撃し、撃破した際、襲い来る悪寒に震えていた姿はただの頼りない少女でしかなかった。が、ある意味でアムロよりずっとセコいシャアの本性を見抜けなかったあたり、やはりただのバカガキと言えよう。
     しかし悪いのは彼女自身よりもむしろ彼女をいいように利用しようとして分に過ぎた「オモチャ」を与えるまわりの大人たちであろう。α・アジールという高性能の「オモチャ」を与えられた彼女が辿った末路は、チェーンの放ったミサイルに身を挺して庇おうとしたハサウェイを守ろうとしてコクピットに直撃を受け、あっけなく死亡という悲惨なものであった。
     ニュータイプというのは結局、おだてられて無駄死にする少年兵のことなのか? という疑問が彼女をみているとふつふつと沸いてくる。
     彼女には結局、ファーストガンダムのアムロや『ZZ』のジュドー・アーシタのような同年輩の友人達の疑似家族が与えられなかったことが、その不幸の中心である。仲間がいれば、ただ使い捨てにされることもなく、自分の頭で考えて行動する余裕もあったかもしれない。
     どこにも身の置き所の無いまま、無惨に散っていった少女のことをシャアはアムロに指摘されるまで全く気付かなかった、彼女が実は父親を欲していたことを。
    【第2次】ラストバタリオンのメンバーとして登場。何の脈略も無く、いきなりカロッゾなんぞの配下にいるだけで不満があるのに、一言もメッセージが無いのでファンは怒り大爆発である。シナリオ「脱出」ではヤクト・ドーガ(クェス専用)、シナリオ「ラストバタリオン再び」ではα・アジールと、乗機は原作に忠実なのだが…。ところで、第3次では何事も無かったかのようにアムロと出会ってロンド・ベル入りするが、この頃の敵側にいたという設定はどうなってしまったのだろう…? それを誤魔化すかのように、リメイクされた第2次Gには出演しない。どうも彼女の扱いは難しいようだ。
    【第2次】ラストバタリオンのメンバーとして登場。何の脈略も無く、いきなりカロッゾなんぞの配下にいるだけで不満があるのに、一言もメッセージが無いのでファンは怒り大爆発である。シナリオ「脱出」ではヤクト・ドーガ(クェス専用)、シナリオ「ラストバタリオン再び」ではα・アジールと、乗機は原作に忠実なのだが…。ところで、第3次では何事も無かったかのようにアムロと出会ってロンド・ベル入りするが、この頃の敵側にいたという設定はどうなってしまったのだろう…? それを誤魔化すかのように、リメイクされた第2次Gには出演しない。どうも彼女の扱いは難しいようだ。
    【第3次】隠れキャラとして登場。シャアがいない、もしくはシャアがいてもルナツー内部への進路をとればシナリオ「シャングリラ」で味方になる。ここでアムロを右上隅から左へ7マス、下へ7マスのところで待機させればアムロにのこのこくっついてくる。あとで手に入る赤いヤクト・ドーガに乗せて原作の雰囲気を味わおう。
    【第4次(S)】今回も隠しキャラとして登場。シナリオ「マーズ・コネクション」(リアル系のみ)でアムロを左上隅から8マス、下へ6マスのところに待機させるとまたまたついてくる。それで、アムロの「前と似たようなパターンだな…」というセリフに相成るわけである。
     初期レベルは低いが、あっという間に育ってしまうので心配はない。能力バランスもよく、優秀なユニット(ヤクト・ドーガ)を持ってきてくれるから、ついつい使ってしまうことだろう。
     エピローグで、「インドで修行しているらしい」とあるがいったい何をやってるんだ? まあ、この世界では戦場の外で全うに育って幸せになってほしいものである。子どもには家出する権利くらいあることは、確かだろうから。
    【新】宇宙編第23話「アムロとシャア」で登場。原作同様の会話があるので、旧シリーズ経験者なら「おおっ!クエスの原作イベントが!」と喜ぶ事間違いなし。その後アムロ、チェーン、シャアとのいざこざまでキッチリ再現。SRWにおいて初めて敵にまわる事になる。その後、宇宙編第24話「真意」で早くもヤクト・ドーガのパイロットとして登場。以後、宇宙編第32話「天使達の昇天」においてアムロ、ハサウェイとの会話イベント付きで登場。宇宙編第34話「逆襲のシャア」ではα・アジールに乗り、アムロを狙って攻撃してくる。再現度の低い作品が多い中、かなり原作に忠実な動きが出来たキャラと言える。もっとも、最後の悲劇までは再現されなかったので、これはこれでいいと思うか、不満に思うかはプレイヤー次第である。
    【F完結編】シナリオ「刻が動き出す時」で、自身専用ヤクト・ドーガに乗り、サザビーを持って味方増援として登場。『第3次』と『第4次』では隠れキャラとして出てきたが、今回は普通に出てくる。ニュータイプレベルがそこそこまでいくのだが、いかんせん攻撃力が低いので、主戦力として使うには苦しい。ヤクト・ドーガとサザビーを持ってきてくれてありがとう、と感謝の意を伝えるだけで終わってしまうようである。
    (Written by シンちゃん&ロンド鐘&マサキ&ながえ&クリス・コール)(00.6.24)

  • クッフ=サロモン 機動戦士Vガンダム
     第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神  F F完結編

    性別:男
    所属:リガ・ミリティア
    階級:不明(メカニック)
    年齢:20歳
    出身:地球圏
    種族:地球人
    CV:森川 智之
    【原作】リガ・ミリティアのカミオン隊所属、Vガンダムのメンテナンス担当。陽気で快活、テンガロンハット(カウボーイの帽子ですね)の似合う青年。ストライカーとコンビを組んでいた。
     ネス同様よく喋るタイプだが仕事はきちんとこなしていたらしく、せっせとメンテナンスに勤しむ姿が見かけられた。クロノクルがウーイッグの地下工場に潜入した回での話では、ブーツを発進しようとしているところを、それを阻止しようとしたクロノクルに後ろから殴られ、昏倒してしまった。タダでさえ目立つ場面の少ない人が、真面目に仕事してる最中に・・・気の毒な。
     リーンホースが宇宙に上がって以降も機体整備担当で、リーンホースJr.が特攻をかけるギリギリまで機体の整備をしていたらしく、手からレンチを放さなかった。爺さん連中に「おまえもとっとと退艦せんか」と帽子をひっ掴んでつまみ出され、ネス達と共に退避先のハッチから特攻するリーンホースJr.の姿を見送っていたのが最後の出番となった。
    【新】Vガンのこのクラスのサブキャラは一体どこに出てきたのかわからないことが多いが、彼もご多分にもれず印象がない。出しただけってのは止めて欲しいなぁ。
    (Written by ながえ)(98.1.31)

  • クラウレ=ハモン 機動戦士ガンダム
     第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神 新 F F完結編

    性別:女
    所属:ジオン軍(宇宙攻撃軍ランバ=ラル隊)
    階級:不明
    出身:地球圏
    種族:地球人
    主な搭乗機:ギャロップ、マゼラ・アタック
    CV:中谷 ゆみ
    【原作】ランバ・ラルの内縁の妻。何故か戦場にいる(ちなみにラル隊はしっかりものばかりなので「間違い」は起きないらしい)。ホワイトベースを抜け出したアムロに、飯をおごってくれそうになった人。しかも理由が「気に入ったから」というからすごい。
     主人のランバ・ラルがホワイトベースで死んだ為、16人の残存兵で仇討ちを計画。マ・クベから少ない戦力を譲り受け、マゼラトップとギャロッブカーゴでガンダムをあわや! というところまで追いつめる。が、リュウのコアファイターによる特攻で死亡、ギャロップカーゴも止められ、仇討ちは失敗に終わる。
     マチルダさんとは違う、ホントの大人の魅力を持ったひとである。アムロがちょっと憧れたのも解る気がする。

    「あのボウヤが、邪魔するようなことがありましたら…あなた……守って下さいましね。」

    【第3次】NPCとして登場。当然ランバ・ラルにつきそっている。出番はそんなに多くないのであまり印象に残らないかも。
    【第4次(S)】今回は中盤にダブデで出撃する。しかし大した事ないので「幸運」をかけた機体に簡単にやられてしまうだろう。
    【F】ランバ・ラルのお供として二言三言話すのみ。戦闘にも参加しないので、「いたのか?」と言われてもしょうがないような扱いである。それにしても今回はランバ・ラル隊の扱いやメンバー構成がひどすぎる。

    (Written by 藤井 靖一&BOXER-D)(02.1.2)

  • グラドス兵 蒼き流星 SPTレイズナー
     第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神  F F完結編

    【原作】グラドスの宇宙軍兵士。地球人の文化矯正という崇高な(?)理念の下、グレスコやル・カインの手足となって働く、名もなき戦士達である。
    【新】パルマー帝国でかなりの地位にいるグラドス人だけに、ル・カインやグレスコには私用兵士がいるらしい。SRWでオリジナル組織に組する軍で原作名が出た兵士は、鉄仮面(あしゅら男爵の部下)の他はコイツラぐらいである。ヘルメット内でスカウターを付けているのがポイント高い。
     戦闘能力は平凡。SPTの性能が良いので結構強く感じるが、所詮はネオジオン兵士程度。置いとくとちょっちやっかいなのでサクっと殺ってしまおう。
    (Written by 藤井 靖一)(97.2.16)

  • クランプ 機動戦士ガンダム
     第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神 新 F F完結編

    性別:男
    所属:ジオン軍(宇宙攻撃軍ランバ=ラル隊)
    階級:不明(ランバ=ラル隊副官)
    出身:地球圏
    種族:地球人
    CV:塩沢 兼人(TV)・龍田 直樹(劇場版)
    【原作】ガルマ・ザビの仇討ちのため地球に降下したランバ・ラルの副官。自らMSに乗ることはなく、専らグフで出撃するラルの留守をハモンとともに預かる役目を果たしていた。百戦錬磨のラルの副官としての役目を無難にこなしていたところをみると、的確な判断で戦況を見る目はもっていたようである。
     が、ラルの部隊もマ・クベがケチなせいで補給が底を尽き、最後は一部隊を指揮して白兵戦用の戦車キュイの一機に乗り、ホワイトベースへ突撃。内部に進入するためブリッジの前部を爆弾で破壊するが、カツ、レツ、キッカの姿を見て動揺してしまい、結局侵入前に全身に銃弾を浴びて死亡してしまった。

    「なんでこんなところに子供が…、おい、さがれ!」

    【第3次】原作と同じくランバ・ラルの副官として登場。原作では乗ったことがなかったMSに乗せられて戦う羽目になっている。
     シナリオ「ガトー襲撃」でラルとともにゲルググで出撃。ゲルググが弱いのはともかく、一番の問題はこのシナリオはラルの登場までに片づいてしまう可能性が高く、彼らの存在に気づかないプレイヤーも多いのではないかという事である。
    【第4次(S)】アコースやコズンがいつのまにか居なくなった今作においても、最後まで残った不屈の人。今回はバーザムとR・ジャジャに乗る。常にランバ・ラルと行動を共にするせいか、ラル程では無くともレベルは高い。だが、強いMSに乗るわけでもないので、その程度ではレベルアップの絶好のカモとなるだけである。

    (Written by 藤井 靖一&ロンド鐘)(98.4.16)

  • クリスチーナ=マッケンジー 機動戦士ガンダム0080
     第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神 新 F F完結編

    性別:女
    所属:地球連邦軍
    階級:不明(テストパイロット)
    出身:地球圏
    種族:地球人
    主な搭乗機:NT-1アレックス
    CV:林原 めぐみ
    【原作】富野氏の手から初めて離れた記念すべきガンダム『機動戦士ガンダム0080 ―ポケットの中の戦争―』のヒロイン。愛称クリス。0080で描かれる3人の主人公ABCの3人目(C)である。他に2人も主役がいるために(Cだけあって?)、作品中では少し描き方が足りないように感じられる残念なキャラクターである。美樹本晴彦氏デザインによる優しい黒い瞳が印象的。見た目の印象とはやや異なり、前向きな性格を持ち、有事には自分から積極的に行動する。
     地球連邦軍での階級は中尉であるが、強く両親に実戦参加を反対ため、静止模擬操縦(スタティックシミュレーション)専門のテストパイロットになった。そして、ニュータイプ(アムロ)用ガンダムNT―1アレックスのテストパイロットとして、地球からかつて両親と暮らしていたサイド6へ転任してくる。軍隊生活と違って日常的な生活感があふれているこの作品の性格上、主人公アルの隣の家のいいお姉さんの印象で終わる人もいるが、その親近感と意外性に魅力を感じる人も多いことだろう。彼女とアレックスの相性はそれほどいいものではなかったが、サイクロプス隊の奇襲により、望まない(?)実戦へと駆り出されることとなる。ザクにガンダムを破壊されたパイロットとして有名だが、テスト中のアムロ用ガンダムをシミュレーター経験のみで、完全に使いこなすなどそう簡単にできるものでない。それでもサイクロプス隊の中ではベテランパイロットであるミーシャ操るケンプファーを(敵の油断やアレックスの性能の良さもあったが)一瞬で葬り去ったのだから、それなりの戦闘能力を有しているといっていいだろう。他のガンダムパイロットが超人的であるがために、彼等と比較した場合、劣っていると見られるのは仕方のないことである。
     話の最後では、互いに惹かれあっていたバーニィを自らの手で殺してしまうという悲劇を招いてしまう。その事実を知らないことで少しだけ救われているだろうか…(小説版ではバーニィが生きているため、知ってしまったかもしれない)。ニュータイプ能力がもし潜在していたなら、好意を寄せているバーニィがザクに乗っていることがわかったかもしれない。あえてそうでなかった事に加えて、5話でアルに語る「自分のために戦う」という一連のセリフは高山文彦監督の富野ガンダムへのアンチテーゼだと思われる。
     余談だが、別れ際のアルへのキスにときめいた人も多いはず。

    「一人じゃ…生きていけないもの…。」

    【第3次】シナリオ「ガトー襲撃」の後のインターミッションで仲間入りする。この頃の彼女の顔グラフィックは、少し子供っぽく見えてしまう。彼女が幸運であったかの解釈は人によってわかれるが、今回は「幸運」はない。
     沖縄で半舷休息中(シナリオ「シーサイドパニック」冒頭)のバーニィにナンパされ、ここから二人の縁が始まる。後のシナリオ「宇宙へ」で再会をしていれば、続くシナリオ「静寂の中で」において、ザクで出撃しているバーニィを説得できる。SRWでは戦う前に敵キャラの顔の判別が出来るので、原作のような悲劇は起こらない。原作でも説得できていればバーニィは…。
     なおアレックスへの不遇な扱いもあって、戦力的にはあまり頼りにならないのでバーニィと仲良くお留守番という人も多い。或いは原作での結末のあまり、意味が無いのを承知で、常に一緒でいられるようスーパーガンダムにセットで乗せる人も多いと聞く。
    【EX】シナリオ「ソラティス神殿」でバーニィとともにやってくるが、機体はアレックスではなく何故か黒いガンダムMk―U。愛機が変わっても戦力に大差はなく、やはり後半はバーニィと一緒にお留守番になってしまう。SRWでは原作の悲劇を回避できている(バーニィと結ばれた?)せいか、「幸運」が追加された。
    【第4次】序盤、シナリオ「ダバ=マイロード」より参戦。相変わらずバーニィとセット。2人でダバ達を連れてやって来る。もはや2人一緒は当然になっているのか? なお「発端」までの総ターン数が8以上ないとアレックスで駆けつけない。
     精神コマンドはそこそこ優秀で、特に「復活」を覚える唯一のガンダム系パイロットであり、成長すれば使える。しかしニュータイプにもなれないうえ空中適応力も低いためZガンダムやリ・ガズィ、メタス等のお手軽ユニットに換えようとしても適応しにくい。実質ニュータイプでないだけなので冷静に分析すれば使えるはずなのだが、アレックスの性能的不遇もあってか役立たずに見えてしまうことが多いようだ。アレックスの強制廃棄と同時に、バーニィと一緒にお留守番…。今回はお互いの精神コマンドで補うことも可能なので、バーニィと仲良くセットでスーパーガンダムに乗せているという人が多いのではないだろうか? ただEXで追加された「幸運」が消えている。キャラクターの「幸運」採用の解釈が作品ごとに違うようである(原作が不幸なのでSRWでは「幸運」を使えるようにするか、原作通りにするかの違い)。
    【第4次S】主役級にもかかわらず見事声が入らずファンをがっかりさせた。バーニィの声優の辻谷氏がシーブック役でいるにも関わらず、バーニィに声が入らなかったのはクリスのとばっちりを受けたとしか思えない。アレックスの強制廃棄は悲惨すぎるせいか無くなったが、基本的には第4次と変らない。「発端」までの総ターン数が16以上でないと、増援で出現しなくなる(特定ルート)。
    【F(完結編)】シナリオ「立ち込める暗雲」または「謎の刺客! 敵はガンダム?!」から登場する。今回もバーニィと一緒に登場する。ニュータイプが優遇されているこの作品で、オールドタイプである彼女は主戦力にもならない。ところが、「復活」と「夢」というレアな精神コマンドを2つも覚えるため、メタスで使ったという声も少なくない。ただ、彼女を出す場合はくれぐれも戦闘に巻き込まれないように注意しよう。

    (Written by PSY&藤井 靖一&マサキ&ヒイロ& )(02.1.2)

  • 車 弁慶(くるま べんけい) ゲッターロボG
     第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神 新 F F完結編

    性別:男
    所属:浅間学園(野球部)
    年齢:18歳
    特技:野球
    ポジション:キャッチャー
    好きなもの:子供、動物
    出身:地球(日本)
    種族:地球人(日本人)
    主な搭乗機:ポセイドン号、ゲッターポセイドン
    CV:八奈見 乗児
    【原作】浅間学園野球部キャプテン。いつもなにか食べている18歳の高校生。自然と子供たちを愛する心やさしき男(牛若丸という鷹を飼っていた程動物好き)。特に早乙女元気とは、その出会いがゲッターチーム参加のきっかけにもなった(TV版第52話)ということもあり仲が良い。野球部なので基地などの潜入シーンでは投石をしてその強肩を披露することもある。また、メカにも詳しい。
     ムサシの後釜という点や、声優があのボヤッキーの八奈見乗児氏ということで三枚目のお笑い的キャラクターを想像する人が多いが(もちろんそういう役回りもしている)、どちらかというと精悍なキャラクターでリョウやハヤトに囲まれていてもその個性は埋没していない。エネルギッシュで行動力がある点は評価できるが、動物たちを助けるために単独行動を取り、合体ができないという一幕もあった。マイペースでやや協調性にかける点も、3人で戦いを続けるうちに少しずつ変わっていくこととなる。
     ベンケイがゲッターチームに参加したいきさつは実は二通りある。TV版では柔道と剣道部員12人がまとめてかかってもかなわないという強さで登場。いきなりその力強さを視聴者に印象づける。リョウやハヤトでも弱音をもらす早乙女研究所のシミュレーターでも、余裕で居眠りをするそのタフさを買われ、ムサシの死後、決まってなかったゲッターポセイドンのパイロットとして早乙女博士にチーム入りを誘われる。戦いを好まない性格のため一回はそれを断った弁慶だったが、百鬼帝国に元気が囚われたことで戦闘に参加。一度は合体に失敗したものの、幸運としか思えない操縦でゲッタードラゴンに合体する。元気を捕らえているメカ一角鬼をなんとか倒すが、元気は重傷を負ってしまい、これを目の当たりにしてチームに正式参加し共に戦うことを決意するのである。
     劇場では『グレートマジンガー対ゲッターロボG・空中大激突』に登場する。早乙女研究所は大破壊、ムサシはゲットマシンと共に死亡という緊急事態に、秘密計画(新ゲッターと新早乙女研のことか?)と同時に補助隊員として特訓してあったという触れ込みで初参戦する。さすが特訓済みとあって、TV版と異なり確実にゲッタードラゴンへの合体をこなした。
    【シリーズ全体】水中面で活躍、それ以外はシャインスパークなどのための「気合」用キャラクター。八奈見氏演ずるSRWでのベンケイはどちらかというとTVのブライ大帝の声に近い感じがする。TV版ではもっと声はかっこいいのだ。
    【第3次】シナリオ「悲しみの果てに」で恐竜戦艦ダイに特攻をしかけたムサシに代わりシナリオ「カウント・ダウン」にて初登場。いきなり参戦するので劇場版のベンケイなのだろう。役割的にもムサシと大差ないが、精神コマンドに「友情」を持っているのがいかにもベンケイらしい。
    【EX】2代目ゲッター(ポセイドン)で登場。このころには完全にゲッターチームに溶け込んでいるようだ。
    【第4次(S)】ムサシ死亡後だが、初代ゲッターに乗る必要があり大雪山おろしを特訓の末マスターする(最近描かれたマンガの特別編でも博物館に展示されていた初代ゲッターに乗っている)。その特訓の際に「ジャコビニ流星打法」や「一本釣り打法」を新技として提案するが、アストロ球団や侍ジャイアンツのファンなのだろうか? シナリオ「スタンピード」においては水中戦闘で大活躍。しかし、その後は活躍の機会も少なく、存在を忘れがちになってしまう人も多いかもしれない。
    【F(完結編)】シナリオ「南海の死闘」においてのガギエル戦では非常に役に立つが、それ以降水中戦がほとんど皆無なのでゲッターチームの「気合」係としてがんばってもらうしかない。「努力」も上手く使っていきたいところ。
    (Written by )(02.1.2)

  • 車 弁慶(真)(くるま べんけい) ゲッターロボ號(マンガ版・オリジナル)
     第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神  F F完結編

    性別:男
    所属:早乙女研究所
    職業:浅間学園野球部監督
    好きなもの:子供、動物
    出身:地球(日本)
    種族:地球人(日本人)
    主な搭乗機:真ゲッター3
    CV:八奈見 乗児
    【原作】恐竜帝国の大攻勢を自分の命と引き換えに食い止めたムサシの代わりに、早乙女博士が新たにゲッター3号機の要員として雇った男。初登場でリョウやハヤトをからかうたちの悪い男である。前作までのムサシの死に様があまりに壮絶であり、マンガ版ゲッターの3人の個性が確立してきた頃に追加されたメンバーなので、残念ながら印象が薄い。最後までゲッターに乗るのを反対されていたムサシと違い、早乙女博士に選ばれたのだから運動神経等はムサシ以上のハズなんだが……。彼の印象はいつもなんか食ってる、という程度である。
     アニメ版と違い眉間ではなく目尻の側のマユ毛がダンゴになってるのが特徴。アニメ版同様、野球のプロテクターをゲッターのユニフォームに使用しているので、彼も野球部出身の可能性は高い。
     ゲッターロボ號(マンガ版)では、閉鎖された早乙女研究所の中の写真でその存在は確認されているものの、本編には一切登場しないばかりか、ハヤトやリョウの話の端にも上らない。これはミチルさんや元気くんにも言えることであり、彼女たちが研究所の事故で死亡してることを考えると、彼も既に死んでいると考えられる(あくまで予想であるが)。どちらにしろ登場出来なかったのは、やはり印象が薄かったせいだね。

    「ど〜〜しておれの出番がないの〜〜〜!」

    【新】ゲームでは百鬼帝国滅亡ののち、母校の野球部監督として隠居してたところを引っ張り出される。設定の少ないマンガ版では足りないのか、動物好きな点や野球部出身の点など、アニメ版の要素も含んでいるようだ。ゲームでは真・ゲッターロボ唯一のカットイン必殺技、大雪山おろし二段返しが使用できるのでプレイヤーのそれ見たさにたまに出番が廻ってくる。しかし宇宙編ではほぼ使用不可なので出番はない。顔は今回のために石川賢氏の書き下ろしである。なんかアーミー臭くてグッド! ところでコイツ、いつのまに大雪山おろし覚えたの?

    (Written by 藤井 靖一)(97.3.11)

  • グレース=ウリジン オリジナル主人公
     第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神 新 F F完結編

    性別:女
    所属:地球連邦軍(ロンド・ベル隊)
    前歴:ナイメーヘン士官学校次席卒業【リアル系】/テスラ=ライヒ研究所勤務【スーパー系】
    年齢:19歳
    出身:地球圏
    種族:地球人
    誕生日:1月31日
    血液型:AB型
    性格:理論家だけど異性好き
    主な搭乗機:ゲシュペンスト、ヒュッケバイン、グルンガスト、バイアラン
    CV:宮村 優子
    【第4次(S)】オリジナル主人公の一人。間延びした口調が印象的。はっきり言って、「変な奴」と言われたミーナより変。こちらもイルム同様大層な異性好きだが、こちらの方が少し理論的でないような気がする。ただ、かけひきはうまい(ウィンを主人公にした場合の彼女のセリフ「責任取って下さいねぇ」は迷言だった…)。
     何となくだが、彼女には、スーパーロボット系の方が(更に言うとゲシュペンストが)似合う。かなり言いたいことを言ってしまうタイプの人だった。
    【F(完結編)】河野さち子氏のデザインによって、女性陣の中で最も雰囲気が変わったのが彼女である。巻髪グルグルに、思いっきり少女漫画した瞳、その外見に多くの人は「ピンクハウス系の服が似合いそうな…」と連想したに違いない(実際、セガサターンファンの表紙をピンクハウスの服を着たグレースとパットが飾ったことも)。この事だけでも、他の3人をかなり食っている。本編においてやっている事は第4次(S)と大差無いのだが、宮村優子嬢の演技により間延びした口調が一層強化されている。
    (Written by RYUNE& )(02.1.1)

  • グレイブ=ゾラウシャルド 魔装機神系オリジナル
     第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神 新 F F完結編

    性別:男
    所属:シュテドニアス連合国
    階級:大統領
    出身:地球(ラ・ギアス レスデン共和国)
    種族:地球人(ラ・ギアス人)
    【設定】シュテドニアス連合国の一つ、レスデン共和国の与党である共和改革党党首にして、シュテドニアス連合大統領。ラングランな魔装機計画が発動するやそれを自国への脅威と見做し、武力で対抗しようとした典型的なタカ派ではあるが、自ら魔装機に乗って祖国のために戦おうとしたりするなど、ただの悪役ではなく、強い信念と自分なりの正義感も持ち合わせていた(それが故にやっかいとも言うのだが)。またその背後には軍産複合体の企業群「トリニティ」がついており、幅広いコネと人脈も持っていたようである。

    「勝利者は、そう言うだろうな。だが、敗北したものはその恨みを忘れたりはしないものだ。」

    【EX】名前だけは出てくる背後にいるだけの存在。兵力や補給等の面でラングラン占領が困難になり、フェイル王子やカークス将軍のゲリラが力をつけてきたのを見ると、あっさり停戦派に回って自己の勢力の温存に勤めるという政治的にしたたかな人物であるところを見せた。
    【魔装機神】今度こそ、とばかりにクーデターまで起こして軍を掌握し、ジンオウやトゥルーク等の高位魔装機をつぎ込んでラングランへと侵攻するが、魔装機神と議会の反大統領派の思わぬ抵抗によりまたも失敗し、挙げ句信頼して全権を委任したラセツに裏切られることとなる。その末路はロドニーに大統領職を追われるか、未調整のエウリードのコクピットの中で生涯を終えるか、はたまたラセツに騙されて暗殺されてしまうかのいずれかであり、結局その野望は果たされることなく終わりを告げた。

    (Written by 超合金ZZ&rin.vd)(98.2.10)

  • グレスコ 蒼き流星 SPTレイズナー
     第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神  F F完結編

    性別:男性
    所属:グラドス軍
    階級:准将
    年齢:不明
    出身:グラドス星
    種族:グラドス人
    付記:地球侵攻部隊総司令官
    CV:渡辺 猛
    【原作】グラドス地球攻略艦隊司令官。階級は准将。非常に巨躯であり、禿頭や左目の痣(戦闘によるやけどであろうか?)と相まって、非常に粗暴な司令官と見えそうな感じだが、その指揮ぶりや手腕は、冷静かつ的確で理知的である。しかし、ル=カインに対する態度は、見ている限り、多少親バカな面が見え隠れしていた様に感じられる。
     その巨躯から想像できるようにたぐいまれなる怪力であり、エイジとのグラドス創世の秘密に関するやりとりを盗み聞きした副官ズールを、片腕一本だけで首を絞めて殺しているほどである。
     彼の語るグラドスが地球へ侵攻する目的は、非常に理路整然としており、視聴者である我々でさえ、思わず納得させられてしまうものであった。またその作戦が、自らの手を汚さず、国家間の争いによって自滅へ導こうとするものであったことから、その合理性に感心せざるを得ない(ただ、この作戦はグレスコ本人が立案したものではなく、グラドス軍上層部によって立てられたものと推測される。しかし、そういった絡め手の作戦を任されるということは、グレスコ自身、非常に智将で遂行能力の高い軍人であるとも言える)。また、「地球人など所詮サル並」と大半のグラドス人が見くびっていた中で、グレスコは、まがりなりにも火星にまで人類を送り込んでいるその地球人を侮ってはならないといさめるなど、冷静な状況分析が出来る軍人であった。
     ゲイルが語るグレスコの人物像からも、人望が厚いことが伺えるが、こと地球侵攻作戦の遂行には急を要するせいか、そういった面を極力抑えていたようであり、エイジを捕まえるだけでよいと思っていたゲイルに、そうではなく抹殺せよとの指令を受け、愕然とさせられたこともあった(ただ、このとき、命令を伝えたのは副官のズールであり、グレスコ自身が本当にそう命令したかは定かでない。また、ズール自身は、非常にグラドスはエリートという意識に凝り固まった地球人を見くびるタイプであり、エイジに対しても地球人とした見方が強く、彼の独断で命令を下したのかも知れないとも推測できる)。
     しかし、艦隊に密航し、地球に危機を知らせてしまったエイジのため、当初の作戦は火星では無事に遂行できたものの、地球圏においては自らの部隊を持って制圧作戦を行わなければならなくなる。さらに、エイジより、グラドスでも一部の上層階級の人間しか知り得ないグラドス創世の秘密を聞かされ、エイジの抹殺、そしてレイズナーの破壊をも念頭に入れなければならなくなった。
     地球との決戦において、レイズナーの破壊は出来なかったものの、広域破壊兵器であるオゾン層破壊衛星を使用してまで勝利したグレスコは、地球に降り立ち、グラドスによる地球支配を開始する。
     それは、グラドス文化への矯正であった。地球の文化を捨てさせ、グラドスへの迎合を精神的にも浸透させようとしたのである。これはグラドス本星の上層部が、作戦立案の段階で決定していた占領政策であったが、グレスコはなぜかそれを徹底させてはいない。それどころか、まるで地球とグラドスの文化の違いを比較するかのように、冷静に双方を見つめていたのである。
     再びエイジとレイズナーが現れた頃、「地球病」にかかったのではないかとグラドス上層部に思われたグレスコの元へ、息子ル=カインが派遣されてくる。生ぬるい父のやり方を批判するル=カインに、地球占領軍司令官の任を任せた彼は、まるで楽隠居のごとくグラドスタワーにこもってしまう。
     だが、ニューヨーク図書館やメトロポリタン美術館などの歴史的地球文化を残していたグレスコと違い、ル=カインは徹底的に地球文化の抹殺をはかる。
     そんな息子を美術館に呼びつけ、グレスコは尋ねる。これらの美術品をどう思うか? と。その問いかけには、グラドスと地球が実は同じ種族であり、そういった事から見ても文化として地球かグラドスかの優劣はつけれず、また無意味なことと語りたかったのではないだろうか? しかし、グラドス創世の秘密を知らず、また優秀な者が支配することは当然と考えるル=カインは、地球の文化的なものは俗物であり、グラドスにはとうてい及ばぬものと一蹴する。そのときのグレスコの顔は、軍人というよりは、あまりに自信家な息子をどういさめたらよいものかといった様な父親の顔をしていた。
     ル=カインの暴走を横目にしながらも、グレスコは、侵攻部隊からの部下でもあるカルラにクスコ遺跡の調査を行わせている。これは、グラドス創世の秘密に関わる「グラドスの刻印」を手に入れるためのものであったが、どのような経緯かそれはジュリアの手にあった。それを知り、ジュリアを捕らえ幽閉したグレスコではあったが、エイジとの対決で、偶然、グラドス創世の秘密という言葉を知ったル=カインに、その意味を問いつめられた彼は、ジュリアを呼び寄せ、その真実を語らせる。その後のル=カインとの会話に、グレスコが、地球占領後の三年間になにを考えていたかを垣間見せてくれる。
     優れたものが劣るものを支配するのが正しい摂理と信じる息子に、彼は、支配するものは優れている(あるいは正義である)というならば、その優劣を決めるのはなんなのかを問いかける。肉体、知性、家柄、等々をあげながら、それらは全てなんら支配するに必要な条件ではなく、むしろはかなくむなしい物であると説き、支配に必要な物は力なのだと答える。相手を屈服させるほどの力、それによって支配を行う。しかし、その力はグラドスの倫理観からも悪しき物であり、それによってしか支配が行われないならば、支配とは、自らが悪しき者であることを認識しなければならず、ゆえに支配とは悪でしかないと言い放つのである。
     ここにおいて、支配している自分たちグラドスをあえて善と言わず、所詮、力によって地球を支配している我々は悪であると言い放つところから、グレスコが非常に両星の様々な面を比較し、また理解して得た結論といえ、またそれは、見ている視聴者にとってそれまでの地球とグラドスの比較論に結末をつけるものでもあった。  しかし、幼少の頃からグラドスは優れていると教えられ育てられたル=カインには、それは理解するにはあまりに苦痛であった。そんな息子に失望したのか、自分が買いかぶりすぎていた様だと洩らしたグレスコは、ル=カインを占領軍司令官から罷免することを告げた。
     優秀と信じていたグラドスへの認識を覆され、いままた父グレスコに見捨てられようとしたル=カインは、我知らず銃を抜き、自ら父の胸を撃ってしまう。
     しかし、凶弾に顔をゆがめながらもグレスコは、茫然自失しているル=カインに近づき、その銃を取ると、あろうことか同席していたカルラを撃ち殺す。しかし、その瞬間、グレスコは力つきその場にくずおれてしまう。
     我に返ったル=カインに抱き起こされたグレスコは、グラドス創世の秘密を他に知られぬようジュリアも殺し、そして自分の死の真相は隠すことを息子に告げ、ジュリアに銃を向けながらも撃つことが出来ず、死を迎えるのだった。
     グラドスの優秀性を幼いル=カインに教えていたことが、後にグラドス創世の秘密を知らされ、また地球文化に触れることによってグレスコの中でどういった心境の変化があったかは推測の域を出ないが、ル=カインを見つめる彼の目は、どこか寂しげであり、まるでかつての自分と同じ道を歩んでいるように感じていたのかも知れない。彼が、いまわの際に自分の死の真相を隠せと言ったことが、最期の父親としての言葉だったのかも知れない。

    「優れているとはどういうことか?! 知識か? 肉体か? 家柄か? 容貌か? 危ういものだ。 そのような価値観は移ろいやすい。支配とは力だ! 他者を抑えつける力だ! 力とは、即ち悪なのだ。自らをまず、悪と認めることが出来るモノが必要なのだ。全てを知った上に、なお超然と君臨できる者こそが必要なのだ!」

    【新】バルマー帝国の高官として登場。原作のような動きや心情の変化は全く無い。これだから新のレイズナーの扱いは…。グレスコの役目(地球侵攻)はゴッツォが取って代わっているので、よき部下ぶりを発揮している(ここらへんも納得がいかない)。宇宙編最終面「決戦! ヘルモーズ」にて、ズフィルードが20%以上ダメージを受けると、唐突にグラドス大型戦艦で現れる。彼を倒さないとズフィルードが出てこないので即刻倒そう。しかし、この後死んだのか生きてるのか全く不明。原作でもなかなかつかみ所の無いキャラであったが、一層輪がかかっている。何もこんなとこ強化しなくても…。

    (Written by 狼牙神&マサキ)(98.4.18)

  • グレミー=トト 機動戦士ガンダムZZ
     第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神 新 F F完結編

    性別:男
    所属:アクシズ(ネオ・ジオン軍)→グレミー軍
    階級:不明→司令
    身長:185cm
    体重:65s
    年齢:17歳
    血液型:B型
    趣味:チェス
    好物:日本料理
    出身:地球圏(スペースノイド)
    種族:地球人
    主な搭乗機:バウ、ドライセン
    CV:柏倉 つとむ
    【原作】ネオ・ジオンの若き指揮官。『ガンダムZZ』においては数少ない正統派美形キャラである。全編通じて搭乗したMSは、初陣の時のガザCの他、ガザD、オレンジ色の専用機バウ。後半は艦隊指揮をとることが多かったため、MSには搭乗していない(最後にクィン・マンサを操っていたが)。
     最初はマシュマー・セロ麾下、エンドラのMS部隊に所属していた。初登場では、初陣を飾ろうかという時に、マシュマーの部隊に捕らえられたルー・ルカをエンドラに届ける役目を押しつけられて不満たらたらだった。しかし、彼女がよく見るとけっこうタイプの女の子だったため、ひとめぼれしてしまう。うそ泣きにコロっと騙されたグレミーは、ルーをエンドラから逃がしてしまう大失態を演じるのだった。
     それでも上官のマシュマーがもっと無能だったため、あれよあれよという間にとりたてられ、巡洋艦ミンドラを任されるまでに成り上がった。もっとも、急な出世の理由としてザビ家の血を引いていたから、というのもあるらしいのだが。
     その後も、リィナを人質にとり、ルーをおびき寄せるエサにしようとしたり、ルーを盾にしたガンダムチームに叩きのめされたり、さらには砂漠の街でルーと仲良くする芸術家ジュネと彼女を奪い合ったりと、しばらくは、とにかくルーを優先するキャラクターになってしまった。
     しかし、「青の部隊」と接触したころから彼の行動に変化があらわれる。秘密裡にプルやプルツーを育て、ニュータイプ部隊を結成し、ラカン・ダカランを抱き込むなど着々と準備を整えると、アクシズを強襲して支配下に置き、ついにハマーン・カーンに反旗を翻したのである。
     クィン・マンサやドーベンウルフといった強力な自軍オリジナルMSを揃え、野望達成まであと一歩というところまでいったが、最後はアクシズにおいてクィン・マンサとともに彼の想い人ルー・ルカのZガンダムに葬られる。
     先に述べたように裏設定には、ギレン・ザビの試験管ベイビーであったというのがある。本編でも初登場から「家の名」だの「使命」だのというセリフをやたら口にし、後半ではギレン・ザビの血統であることを標榜していたのだが、結局真相は明らかにされていない。この設定が明らかになれば少しは箔がついたかもしれないのだが。

    「君か…ルー・ルカ。…君に殺られる…!」

    【第2次】シナリオ「ソーラレイ発動」が唯一(?)の見せ場。プルを従えて登場し、ソーラレイ防衛にあたる。その後も所々現れるが、セリフもほとんど無いに等しく、ただの一兵士に終わっている。
    【第2次G】今回が初陣という設定。初登場時は原作通りマシュマーの配下におり、ズサを操る。その後シナリオ「ソーラレイ発動」ではプルを従え、バウを駆って襲いかかる。しかし、別段強いわけでもなければ原作のように重要な役回りを演じるわけでもない。ただの一兵卒扱い。
    【第3次】シャアがいてサイド1へ行くルートのシナリオ「追撃戦」で、ルー・ルカとのイベント有り。やはりルーに振り回される運命は変わらない。反撃出来ないのを良い事に、ルーにビームサーベルで一回は切り付けられる運命にある。今回は愛機のオレンジ色のバウ(緑色のノーマルタイプに比べてHPが高い)が用意されているため、扱いはちょっとはマシか。だが、このあとのシナリオではコンスコンに叱責されたりする…。
     後半はクィン・マンサに乗って登場し、プルやプルツーを戦いに駆り立てる。
     しかしSRWにおける彼は全体的に印象が薄く、ルー・ルカとのイベント以外では記憶に残らない。ただプルやプルツーを戦場に置いてくるだけ、というかなり虚しい存在だった。死んだわけでもないのにEX以降出演していないのも謎である。

    (Written by RYUNE&藤井 靖一&ロンド鐘)(98.4.16)

  • クロ 魔装機神系オリジナル
     第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神 新 F F完結編

    性別:メス(?)
    所属:マサキ・アンドー
    出身:ソラティス神殿
    種族:使い魔(ネコ型)
    主な搭乗機:サイバスター
    【原作】マサキ・アンドーの持つ二体のファミリアの片方。黒猫の姿をしており、首に赤いリボンを巻いている。マサキの無意識の内アニマ(女性的意識)部分から創られたため、女性の人格を持つ。ファミリアは基本的に主人と同じ言語を使う筈なのにシロともども「な」が「ニャ」に置換されたネコ訛り(?)を喋るのは、ミオのファミリアが関西弁を使うのと同様、生成時に主人の偏見ないし趣味が入った結果だろうと思われる。ネコだけあってテュッティのファミリア、狼のフレキとゲリとは仲が悪い。
     マサキの精神から生まれたとは思えない理知的でマメな性格をしており、ちょっとした故障の修理から方向音痴の訂正までかいがいしく主人の世話を焼く。マサキ、クロ、シロのトリオ漫才の中でもまとめ役を務め、マサキに突っ込むシロに、さらに突っ込んで話をシメるポジションを占める。場合によっては主人を差し置いてファミリアの方が主導権を握るというこのパターンは他の魔装機神操者には見られず、考えようによってはマサキの眠れる能力の高さを伺わせると言えなくもない。
     初登場は『ヒーロー戦記』。ダブリンで迷子になったマサキがアムロと出会った時、二匹の小猫を連れていたのがそれである。かの『美〇女〇士〇ー〇ー〇ー〇』に登場する二匹のネコに偶然とは思えないほどよく似ているが、実は『ヒーロー戦記』の発売が92年なので問題の作品の前にシロ&クロは既に登場していた。しかし、彼らファミリアに本格的なキャラクター付けが為されたのは94年発売の『EX』からなので、この時に件の作品の影響を受けた可能性は大いに考えられる。彼女のセリフを頭の中で無意識的に潘恵子氏の声へ変換して聞いているプレイヤーは少なくない筈だ。
    【第2次(G)】画面に登場はしないが、サイバスターの武装にファミリアが存在する以上いる筈である。きっと恥ずかしがってファミリアユニットの中から出てこなかったのだろう。
    【EX】マサキのサポートとしてしっかり働いていたのが印象的。シロと協力して情報収集、経路の確認など、なかなか多忙。それ故出番もそこそこあった。だが、決め手となるイベントが無いので、あまり印象には残らないだろう。
    【第4次(S)】マサキのツッコミ役として所々顔を出す。とにかく印象が薄い。
    【魔装機神】ファミリア誕生のイベントが語られる。実はマサキに安易な名前を付けられたことにかなり不満の様子。プレシアに可愛いリボンをもらって御満悦、というイベントもあった。
    【F(完結編)】相変わらずマサキのツッコミに忙しい。パットが主人公の場合、猫嫌いの彼女に怖がられるシーンがある。EXの時のキリーといい、どうもロンド=ベルには猫嫌いの人が多いようで、そのパロメーター的扱いになっている。と思いきや、無類の猫好きの赤木博士に何かとつきまとわれている。
    (Written by RYUNE&藤井 靖一&Gemma&マサキ)(98.4.18)

  • 黒騎士(くろきし) 聖戦士ダンバイン
     第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神 新 F F完結編

    性別:男
    所属:クの国
    出身:バイストンウェル
    種族:バイストンウェル人(コモン)
    特記:正体はバーン・バニングス
    主な搭乗機:ズワァース、ガラバ、ライネック、ブブリィ
    CV:速水 奨
    【原作】ショウのせいで失敗の連続であったバーン・バニングスが、もはや騎士の意地や名誉をかなぐり捨て、一人の人間としてショウを倒すことだけを誓い、仮面を被った姿である。単なる一傭兵である黒騎士の姿で何をしたところで汚名を返上することは出来ない相談であり、もはやそういう次元の問題では無かった訳である。
     バーンという男は単にプライドが高いだけではなく非常に有能な男であり、ショウがくる前はそれこそ華々しい活躍によって出世街道をひた走っていた訳で、それがちょっとオーラバトラーの操縦が上手いだけの部外者の小僧(あくまで、彼の目から見たショウのイメージです。誤解なきよう)一人に台無しにされてしまうとは、悔しくて悔しくて、やりきれないどころの騒ぎではなかったのだろう。もしガンダムにおける強化人間のようなノリで地上人なみのオーラ力を手に入れられたなら、全てを失っても自ら強化手術を受けていたかも知れない。
     なお騎士の意地や名誉は捨てても、最低の誇りまで捨ててしまった訳ではなくて、とらわれの身となったマーベルを逃してやったりもしていた。また、ボートの上で一人悔しさ(情けなさ)のあまり泣き濡れるシーンは印象的(このときは仮面を被ってはいなかったが、まあいいでしょう)。
     結局黒騎士となった後も、ショウを倒すという念願はかなわぬまま敗北に敗北を重ねる。皮肉にもその怨念がオーラ力を増大させ、ついにハイパー化への力を手に入れるのだが、それすらもエレの霊力によって止められてしまうというツキの無さ。その末路は「バーン・バニングス」の項参照。
    【第4次(S)】場合によってはハイパー化してしまうが、気力は100のままなので恐るるに足らない。彼を倒した後、ショウはバーンを思って激情のあまり泣いているようだった(当然原作では存在しない状況であるが、評価は高い)。
    【F完結編】シナリオ「ビヨン・ザ・トッド」または「ボストンに日は暮れて」より、いきなりガラバで登場。扱いは第4次とほぼ同じだが、ダンバイン系の最終決戦シナリオ「異質なるモノへの挽歌」ではミュージィの暗殺を阻止するイベントがある(このイベントが起きるより前に黒騎士を撃墜すると、ドレイクは本当に暗殺されてしまう)のと、その最終決戦を生き延び、次の「ソラと大地のケモノ」でガラバ二機を率いて復讐戦を挑んでくる点が異なる。倒すとハイパー化するのは「ソラと大地のケモノ」においてであり、前のシナリオですべてに片を付けるつもりで臨むと肩すかしを食うので注意。ちなみに今回もやはりハイパー後気力は上がらない。
    (Written by Noboru Uchida& )(02.1.2)

  • クロノクル=アシャー 機動戦士Vガンダム
     第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神  F F完結編

    性別:男
    所属:ザンスカール帝国(イエロージャケット→モトラッド艦隊)
    階級:中尉→大尉
    年齢:20歳
    嫌いなもの:地球の大気
    出身:サイド1 アルバニアン政庁
    種族:地球人
    主な搭乗機:ゾロ(クロノクル専用)、シャッコー、コンティオ、リグ・コンティオ、アドラステア
    CV:檀 臣幸
    【原作】ベスパのイエロージャケットに所属する青年将校で、登場時の階級は中尉。生粋のスペースノイドのため、地上にいるときは常に防塵マスクを着用する。ザンスカール帝国のマリア女王の実弟の上に容姿端麗という、バリバリのエリートだったが、女王の弟という身分にものをいわせるのを嫌っているため、あえてイエロージャケットの一員として前線に出て戦う事を選んだ。
     しかし、地球に降りた際にテスト中のシャッコーをウッソ・エヴィンに奪われた事が彼の運命を大きく変えてしまう。そのウッソとの出会いの後はことごとく失態が続き、加えて格下の兵士であるサバトに従わされるという屈辱をも受ける事となる。その後潜入したリガ・ミリティアの基地ではオイ・ニュング伯爵と共にカテジナ・ルースを連れ去る事に成功したものの、それ以来カテジナに対する甘さ故に彼自身に軟弱さが染みついてしまったのか、どうにも威厳というものが失われていってしまった感じである。
     しかし、宇宙に戻ってからは大尉に昇進、ウッソとの度重なる戦闘に手こずりながらも要所要所ではしっかりと活躍を見せている。27話でウッソが放ったカイラスギリーのビッグ・キャノンの狙いを身を持って逸らした事でその功績が認められ、モトラッド艦隊の総指揮を任されるまでになった。とは言え、彼自身にそれほどのカリスマがあったわけでもなく、常に女を連れて行動している事もあって彼を白い目で見る者も少なくはなかった。更には信頼して一部隊を任せたアルビオ・ピピニーデンまでもが彼のその信頼を裏切る結果となってしまう。
     最終的にはその理想の違いからタシ・ヴァゴロやフォンセ・カガチとも対立。結局、本当に彼を理解してくれていたのはカテジナだけであったが、そのカテジナさえもが彼を支配する悪魔にまで変わってしまい、情けなくもクロノクルは彼女に振り回されるだけの存在となってしまった。
     彼の最大の欠点は何と言ってもその優柔不断さであり、アドラステアのタイヤで平気で人や街を踏みつぶしていっていたかと思うと、ウッソの母親を盾にするピピニーデンの卑怯な戦法に吐き気を催したりと、潔い武人にも狡猾な策士にもなれない所が結果的に自分の身を滅ぼしたようだ。あげくにはカテジナにも、「そうだよ、そそっかしさではなく真の強さを私に見せてくれよ」と侮蔑される羽目になる。最終話では、ウッソの「すさんだ心に武器は危険なんです、クロノクルさん!!」というセリフと共にV2のビームサーベルに倒れた時までも、女々しく死んだ姉に助けを求めながら死の階段を転がり落ちていった。
     結局の所、富野総監督がカテジナを評して「クロノクル程度の男にケロっと行っちゃうつまらない女」と言ったように、所詮はその程度の器の男であったという事なのだろうか? 初期設定ではシャアやシロッコに迫れるだけの敵役を期待できただけに残念である。

    「姉さん…マリア姉さん…助けてよ…」

    【第2次G】原作とは異なり、DCのメンバーとして登場。シナリオ「リガ・ミリティア」で最初に戦って以来、必ず最後までつきまとわれる相手である。やはりボス級のキャラだけあって、ずば抜けている程ではないにしろ能力は全体的に高い。後半はアドラステアやリグ・コンティオといったHPの高いユニットで出てくるため、非常に苦労させられる事だろう。ウッソをぶつけると原作を再現したイベントもいくつか見られるので、その辺にも注目したいところである。
    【新】宇宙編で何度も戦う事になる、重要な役割を担う相手の一人。データは比較的高めで、特に遠距離攻撃力に優れているため、射撃戦は要注意である。また、それほど大きな影響はないものの、ニュータイプ技能を持っている所も見逃せないところであろう。しかし中盤以降は、運動性が低く射程も短いアドラステアでの登場が大半を占めるので、削りに手間がかかる事を除けばそれほど問題は無いはず。シナリオ「戦場に響く鈴の音」のシナリオ終盤では、最も厄介なモビルスーツであるリグ・コンティオで現れるが、ウッソで倒すとバッチリ姉さんの名前を叫ぶイベントが見られる。
     なお、顔グラフィックはマスク付きとマスク無しの2タイプが用意されている。

    (Written by NOV&DARK)(98.4.16)

  • グロフィス=ラクレイン オリジナル
     第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神 新 F F完結編

    性別:男
    所属:ゲスト軍
    階級:傭兵隊長
    通称「ロフ」
    出身:ゾヴァーク星系
    種族:ゾヴァーク星系人
    主な搭乗機:ゲイオス=グルード、ライグ=ゲイオス
    CV:林一夫
    【設定】テイニクェット・ゼゼーナンの下で傭兵隊長を勤める、いわゆる「ゲスト三人衆」の一人で、通称は「ロフ」(考えてみればかなり妙な略しかたである)。垂れ下がった髪の毛と左目の上を横切る傷が特徴的。前髪がドリルアローのようでなんだか怖い。
     実は名家の出身で、セティ(ジュスティヌ・シャフラワース)とは親同士が決めた婚約者であったが、堅苦しい生活に嫌気がさしたのか、その後出奔、自ら望んで傭兵となる。厳しいが兵士のことをよく理解した指揮官で、兵士達からの信望も厚い。またアルコールが入るととたんに性格が明るく陽気になるという一面も持つ。
    【第4次】いつもゲストの「堅くて強くて長持ちする」メカに乗っており、大層困らせてくれる。ガイゾックのブッチャーに補給物資の援助をしていたが、そのやり方に反感を持ち、手にかけようともした。最後はシナリオ「アクシズに散る」で、己が結局使い捨ての駒であったことを改めて知り、散っていく。不器用な生き方しか出来なかった男の悲しい死に様であった。セティとの愛を確かめ合えたのがせめてもの救いか…。
    【第4次S】第4次における悲しい犬死にに同情票と批判が集まったためか、うまくゲームを進めれば死なないようになった。そう、ここにも「原作(この場合第4次)の悲劇を回避できる」というSRWの魅力が出ているのである。
    【F(完結編)】Fでは、ゼブ、セティより登場回数が少なく、シナリオ「アデレード奪回(後)」においてゼイドラムで戦闘するのみ。F完結編の終盤で本格的に戦闘する機会はあるが、それでも数回しかない。第4次(S)と同様、非常に高い能力を持つが、「ロフってこんなに強かったっけ?」と思った人も少なくないだろう。それもそのはずで、性格が「弱気」から「超強気」に変更されているのだ。その上、相変わらずタフな機体に乗っているのでなおさら倒しづらいのである。
     ポセイダルルートでは確実に戦死してしまうが、DCルートで条件を満たしている場合はシナリオ「激震の赤い大地」限りであるが、ゼブ、セティと共に味方NPCとなる。しかし、条件を満たしていない場合はそのシナリオで戦死する。味方NPCにするのは非常にたやすいので、彼らの経験値&資金がどうしても欲しい場合以外は仲間にすべきだろう。
     今回はセティと一緒に行動することが多いので、彼がいる場合は大抵セティもいる。したがって、それだけ戦闘で苦労することになる。
    (Written by RYUNE&rin.vd&PSY& )(02.1.2)

  • クワサン=オリビー 重戦機エルガイム
     第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神 新 F F完結編

    性別:女
    所属:ポセイダル軍→反乱軍
    階級:ヤーマン族残党狩り囮部隊隊長→近衛師団司令→不明
    身長:160cm
    スリーサイズ:B79-W55-H82
    出身:ミズン星 ロージナ
    種族:ペンタゴナ星系人
    主な搭乗機:カルバリーテンプル(ヘルミーネ)
    CV:木下 由美
    【原作】ダバ・マイロードの養父であるダバ・ハッサーがミズンを脱出する際にいっしょに連れ出した少女。ダバの義理の妹として育てられていたが、彼が村を出る数年前に、盗賊にさらわれ(ポセイダルのヤーマン狩りと書かれた文献もある)、以降行方がわからなくなる(キャオが一旗揚げるために村を出る際、ダバが行動を共にしたのは、彼女を探すためであった)。
     その後、ポセイダルにバイオリレーションによる洗脳を施され、同様に洗脳された「13人衆」の一人リョクレイ・ロンと共に、商船に偽装した特務艦イプシオンを使って、ヤーマン族残党狩りを行っていた(これはバイオセンサーを施した人間のテストだったらしい)。
     そんな折、偶然にも彼女はダバと再会する。イプシオンに乗り込んでまで彼女に問いかけるダバであったが、洗脳によって記憶を制御された彼女は、ただ妙に歯がゆい思いを味わうだけであった(この時のダバに対するクワサンへの執着が、どう見ても妹に対するものとは思えず、アムやレッシイ、はてはリリスまでもがヤキモキさせられていた)。
     その後、近衛師団作戦司令官となった彼女は、ポセイダルのセンサーとして動き、ダバ達反乱軍と戦う。また、造反したギワザに対しても、13人衆の切り崩しなどの作戦を行っていた。
     何度かあるダバとの邂逅のたびに呼び覚まされる彼女の記憶で見られる洗脳前の姿は、非常に可愛らしく、またどこかはかなげであり、バイオリレーションによって人為的に作られた性格とのギャップはかなり大きい。また、バイオリレーションの影響か、ミアンのくせ(イヤリングをいじる)を無意識にやっているシーンがあり、推測ではあるが、ポセイダルやミアンの性格をバイオセンサーを通して投影させているようだ。まさにポセイダルの代弁者あるいは化身と言ってよい。
     ただ、彼女のギャブレーに対する無邪気さや優しさは、そこに自覚はないものの、もしかすると、ギャブレーに兄であるダバを見ていたとも思える。
     ギワザに人質として利用されたり、またダバですら、ポセイダルの位置を突き止めるために彼女をセンサー代わりに使ったりもしており、道具として使われることを運命づけられていたかの様に思えて痛々しい。
     物語が終盤に近づくと、彼女は、バイオセンサーの制御が弱まるにつれ、徐々に自我との混乱を起こしだし、ついには精神を崩壊させてしまう(うつろな目でコアムの歌を歌う彼女の姿は、見ていた視聴者に、そら寒い感覚を受けさせる)。
     全てが終わった後、ダバとともに皆の前を去るときに見せる子供に戻ったかのような彼女の振る舞いは、どこか悲しい。このときにも、ミアンの癖をやっていることから、まだバイオリレーションによる影響が強く残っていると推測され、重度の精神障害を負ったことは間違いない(場合によっては、多重人格症状も起こしているかも知れない)。
     あまりにも多くの人々に翻弄され、最後は壊れた玩具の様な哀しさを見せた彼女は、エルガイムの中でもっとも悲劇的なキャラクターであったと言える。
     なお、彼女の首筋にある入れ墨の様な黒い三本線は、ハーケンと呼ばれるアンテナであり、これによってポセイダルから指令を受ける。洗脳を施された者には、全てこれがうち込まれている。
    【第4次(S)】ルートによっては救出できず倒すしかないという悲惨な存在で、彼女のファンはどうしても「リアル系」を選んでしまう。彼女を助けないとギャブレーが仲間にならないといった展開は、TV本編を彷彿させてくれるイベントである。
    【F完結編】今回はギワザが反乱を起こすので、ギワザの元にポセイダルのセンサーとして潜入している。初登場はシナリオ「悲しみのカトル」であり、それ以後ダバでギワザのサージェオーパスを攻撃するとダバとの会話が発生するようになる。
     今回はどちらのルートを通った場合でも救出が可能であり、ポセイダルルートを通った場合は、シナリオ「崩壊の序曲」にてサージェオーパスを攻撃する事によりダバが艦内に進入、助ける事ができる。また、DC編を通った場合では、シナリオ「翻る反旗」にてダバで二回サージェオーパスを攻撃した後、撃破することにより救出が可能。
     結局今回は一度もHMに乗る事は無く、ずっと敵方の船内にいたまま助けを待つというのは、どことなく「とらわれのお姫様」という印象であり、原作でかなり暴れていたのに比べれば、おとなし過ぎる感はいなめない。ただ、ポセイダル編を通った場合は、彼女を通してポセイダルがダバと会話するという見せ場は一応存在する。
     ちなみに、救出した場合、エンディングにて洗脳がとけたバージョンのアイコンがわざわざ書き下ろされているのはポイントが高い。
    (Written by ぴーまん太郎&狼牙神& )(02.1.2)

  • クワトロ=バジーナ 機動戦士Zガンダム
     第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神 新 F F完結編

    性別:男
    所属:エゥーゴ
    階級:大尉
    年齢:27歳
    身長:180cm
    出身:サイド3
    種族:地球人
    特記:正体はシャア・アズナブル(キャスバル・レム・ダイクン)
    主な搭乗機:リック・ディアス、百式
    CV:池田 秀一
    【原作】シャア・アズナブルがエゥーゴに参画した際に用いた変名。かつての二つ名を思い起こさせる真っ赤なノースリーブのユニフォームに、どうでも素顔を晒すのは嫌なのか黒いサングラスを手放さない。落ちたりとは云えジオンの赤い彗星の名の威力は七年の月日を経てもまだまだ残っていたようで「ダカールの日」での議会演説など「私はかつてシャア・アズナブルと呼ばれたこともある男だ!」の一言で議員達を黙らせていた。
     一年戦争の後、再興を期してアクシズに潜んでいたが、ハマーンの専制に嫌気が差し、アクシズを出奔し、MSの新装甲材「ガンダリウムγ」の技術を手みやげにエゥーゴに参画。なぜエゥーゴに入ったかについては本人が「ティターンズが非道を行っているから対抗するのだ」「ザビ家の人間を傀儡に立てるような連中に、志があると思いますか?」などと語っている。嘘ではないのだろうが、腹蔵の塊のような彼のことだからもう一枚裏があるんじゃないかと疑わしいのも確かである。彼が本当は何を考えていたのか、それを知る術は無い。何を考えていようと、パイロットとしてもブレインとしても得難い人材なのは確かであるし、提供した技術もMS開発にとっては画期的なものであったため、エゥーゴ上層部も深く突っ込まずに重用していたのだろう。階級は大尉。搭乗機は初めは赤いリックディアス、その後ガンダムMkIIに乗り換え、すぐに黄金のMS、百式に乗り換えて以後専用機とした。
     かつて仮面を被りシャアの名を名乗ったのは正体を隠すため、そして過去を捨て去るためだったが、一方クワトロへと名前を変えたのは「人には恥ずかしさを感じる心がある、ということも…」とどうもえらく軟弱な理由である。しかし、名前だけ隠してもやっぱり人となりまでは隠せないもので、ブレックス准将やヘンケン艦長にはなんとなく「赤い彗星」だとバレていたし、初対面(?)のブライトにもなぜか「大佐」と呼ばれてしまって「私は大尉です」と弁明しなければならないし、カミーユにも「(エマさんは)赤い彗星に(すでに)会ってます」と言われるしで、結構正体バレバレである。極めつけは予告編でまで堂々と「シャアとカミーユは〜」などと口走るもんだから視聴者にも正体バレバレである。正体がバレてからはなおのこと頻繁に「あなたは卑怯だ!」とか「あなたはシャア・アズナブルに戻るべきだ」などと言われ倒し、「逃げてなどいないで首相になるべきなんだ」とまで持ち上げられてもいた。どうも「赤い彗星のシャア」に比べると、「クワトロ・バジーナ」の名前は人気が今一つだったようだ。
     それはともかく、父の遺志を継いで(と本人は信じている)スペースノイドによる人類の覚醒と新しい世界の構築を目指すため、前半はエゥーゴのエースパイロットとして活躍する。カミーユのニュータイプ能力が急激に発達したのも、近くに「生のお手本」がいたからに違いない。それに刺激されてのことだろう。ジャブロー攻略後はヒッコリーから宇宙へ戻るが、すぐにまたブレックス准将のボディガードのためにダカールに降下する。が、准将は暗殺、その後継として指名されエゥーゴを任されたような立場になってからは、しばらくは戦場に出ないで後方でエゥーゴ幹部とともに戦略を練ることが多くなった。このため、パイロットとしての活躍は減る。もっとも、眠っていたパイロット魂がうずいたのか(はたまたそれでは視聴者が納得しないからか)、終盤には百式を駆って前線に復帰し、「そんなMSで!」と言われながらも、バケモノ化が進んだ敵MSと対等に渡り合った。
     ダカールでは准将が行う筈だった評議会の演説を代役とは思えない見事さでこなしている。地球を食い潰す人類への危機感をとうとうと訴えたこの演説は、聞いていたティターンズの兵士一人をその場で宗旨変えさせてしまうほど感動的なものだった(が、旧作においてシャア自身はジオニズムにさほど傾倒しているようでもなかったことを考えると、すべて計算ずくの冷めた頭で喋っていたのかも知れないとも取れる。まことに底の知れない男である。)。
     終盤、エゥーゴがアクシズと手を結ぶことには強く反対していた。あのハマーンをしてお前さえ戻って来てくれたら…」とまで言わせておきながら、懐かしむどころか怒りしか見せなかった下りには、彼がザビ家の威光を笠に着るアクシズをとことん嫌悪していた様子を伺い知ることもできる。しかし、ミネバその人に恨みがあるわけではなく、むしろそれに利用されていることに同情を持っていたようであった。そして、ハマ−ンのいいなりに動く人形のようなミネバを目の当たりしたときにその感情は爆発し、アクシズとの交渉を一度はダメにしてしまったのである。ハマーンやミネバなどジオン残党とのこの絡みは、シリーズを通じてもっとも彼の人間味が現れている場面でもある。
     人間味といえば、どうも女性の扱いが中途半端なのが悪い癖。「未だに嫁さんも貰えない」などと言っていたが、モテる割には対し方がよろしくないのである。レコア・ロンドがクワトロに気があったのを十分承知しておきながら、きっぱり断るでなく、がっしり受け止めるでなく、うやむやにしていた。まあ、いくら相手に気があってもそれを受ける、受けないは自由なのだが・・・「子供」のカミーユからすれば「レコアさんは大尉のことを好きなんだからもっと優しくしてやれよ!」という感じで受け止めたのはムリもない。どっちにしろ、キスまでしておきながらけがをおして出撃しようとしたレコアに対し「私に何をしろと・・・!」はあんまりである。ま、どう考えてもレコアでは彼に安らぎを与えてくれそうもないので、本当にどうでも良かったのかもしれないが。
     最終回、ハマーンのキュベレイとの一騎打ちの後、大破した百式だけを画面に残して彼は姿を消す。

    「まだだ! まだ終わらんよ!」

     シロッコに「その手に世界を欲しがっている」とまで言われたクワトロ・バジーナがシャア・アズナブルへと戻り、ネオジオン総師として再び歴史に姿を表すのはそれから五年後のことである。
     ここからは余談だが、どうせ味方側につくならアムロとの共闘、「命を削りあったライバル同士だけが分かち合える深い絆、最強タッグのコンビネーション!」みたいなものを期待したファンも少なくなかったことと思う。が、やはり主人公はカミーユということを考慮してか、残念ながらそんなシーンは無かった。「ダカールの日」のラスト、アウドムラのデッキでアムロと共に笑い合いながらグラスを傾けるシーンが、かつてのライバル同士の交流という意味で、それに近いものだったかも知れない。 そうはいっても『機動戦士Ζガンダム』全編を通じて彼の描写がかなりあり、それ故旧作のキャラの中でも圧倒的に出番が多かった。このことからも、また『Ζガンダム』の企画段階でのサブタイトルが「逆襲のシャア」であったことなどからも、彼は『Zガンダム』のもう一人の主人公であったということがいえるだろう。
    【第3次】第2次から第3次の序盤まではシャアとして登場するので、今回が初登場となる。アムロがシャアを説得すると、中盤の初めにアポリーとロベルトを引き連れてこのクワトロとなって仲間になる。そこで早速例のカミーユの「修正」場面を拝むことが可能。物語のキーマンであり、クワトロを仲間にするかしないかで展開が180度変わる。なお、仲間にするとセイラは去ってしまう。戦力的には、直感が190台でただ一人「集中」を持っている、という強力なキャラ(その代わり基本能力は主人公連中より若干落ちる)。真のピンチには「集中」をかけたクワトロを特攻させよう。赤い彗星はダテでは無かった! 百式のメガバズーカランチャーも非常に強力。
    【EX】なぜかシュウの仲間になる。シュウあたりとよろしくやってそうなキャラクターには思えないのだが、それを云ったら誰とでもそうではある。能力は相変わらず一級品。百式が今一つ弱くなってるので、サザビーは必ず手に入れよう。
    【第4次(S)】エゥーゴの一員として登場。仲間にはなるが、シナリオ「ダカールの日」でブレックスを死なせてしまうと、彼に代わってエウーゴの指導者になってしまうのでメンバーから抜ける。技量と遠距離攻撃力が高く、有能なキャラであることは間違い無い。が、百式が弱体化しているので原作の雰囲気にこだわるのは少々きつい。なお、GP―02Aを入手するには仲間から外しておく必要があるので、ゲーム戦略上は仲間から外されることが多いかも。
    【F(完結編)】エゥーゴの一員としてブレックスと共に月に残っているため、序盤はそんなに多くは出て来ない。本格的に登場するのは、シナリオ「再会のサンクキングダム」または「ハマーンの影」以降。赤い彗星は今回も健在で、使わないともったいないくらいである。ただ、百式では100%力を発揮できないので、別のユニットに乗り換えるほうが良い。
     第4次(S)のようにブレックスが死亡してクワトロが抜けるということはないので安心して使えるが、シナリオ「虚構の偶像」で、条件を満たしていないにもかかわらずハマーンを説得してしまった場合、その後二度と出てこなくなるので注意したい(その際、クワトロの乗っている機体も失われる)。

    (Written by Noboru Uchida&NoiR&Gemma&ロンド鐘& )(02.1.2)

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